「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだよ
こんにちは、ナティーです!
今回は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
読んだ感想について書こうと思います!
この本は、少し前に日本で話題になったので(今も人気ですが)、既に読んだよという方も多いと思います!
中田さんのYoutube でも紹介されていましたよね~。
私は、発売された当初、NHKで紹介された時から読みたいなと思っていたのですが、なかなか読む機会がなく、何となく読みたいなという気持ちを抱えたまま、気がつくと2年以上経っていました。。。
そして、最近やっと購入し、ついに読むことができました!!笑
全体的な感想としては、とても読みやすく、興味深い本でした!
イギリス文化や、多文化社会、階級制度、民族間の問題について、より近い目線から見ることができるとともに、深く考えさせられます。
私は今、「21Lessons」という本を読んでいて、その本では、世界の様々な問題について、データや研究、現実に起こっていること等たくさんのことを学ぶことができます。(今度感想を書きます!)
それを読んでいると、多種多様な問題について知ることができ、見識を広げることができます。
それに対し、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、実際に生活していて対峙した問題について著者の目線から書かれたエッセイなので、より近い目線から問題を見ることができ、追体験できるような気がします!
「21Lessons」を読むと、膨大な量の問題があり、それら全てを認識し理解し、解決することは不可能である現実を突きつけられます。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」は、その膨大な問題の一部(民族や異文化の衝突、共存、差別など)についてより深堀りするような感じでしょうか。
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」で著者やその息子さんは、実際にそれらの問題に直面していきますが、その対応力には驚かされます。特に制服を友達に渡すシーンは泣きそうになりました、、、笑
FGMはかなりショックなトピックで、その夜私は悪夢にうなされましたが、それを中学校で習う子どもたちはすごいなと思います。また、その後のアフリカ系のお母さんとのすれ違いも、なかなか難しい問題で、異文化間でのコミュニケーションの難しさを実感しました。
「21Lessons」で膨大な量の問題があることを知るとともに、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで、一つ一つの問題が理解しきれないほどに複雑で困難なものだと実感します、、、
この二冊は、たまたま私が並行して読んだだけなので全くつながりはないのですが、マルロとミクロの関係にあるように感じました。
しかし、このような問題に毎日直面していると精神的に持ちません。そうは言っても見てみぬふりをしているわけにも行きません。
おそらくこれからも、グローバル化が進むにつれて民族、環境、宗教、文化など大量の問題が生じるでしょう。 だからといってナショナリズムに興じて、国に閉じこもるわけには行きません。 もう一国では生計を維持できないほど、世界は発展し国家間の関係は密です。
今現在(2022年3月)も、ロシアへの経済制裁を西側諸国はしようとしていますが、ロシア一国すら排除するのは難しいというのが現実です。
気持ち悪くなるほどの量があるにも関わらず、一つ一つが理解しきれないほど複雑で厄介な問題。
これらの問題すべてにいちいち直面する必要はないと思いますが、全てから目をそらすことも間違っているのではないかと思います。
やはり人間には、一人ひとりの生活があり、今を楽しく生きるのが目下の最大の課題でしょう。
たくさんの問題をいちいち直視していては幸せに生きることはできませんが、目を背けているのでも幸せに生活はできないでしょう。いつかは問題が露呈してきます、、、
「これらにどのように向き合えばいいのか」という問に対する答えは個々人によって違うと思いますし、答えがない問かもしれません。
結局考え続けるしかないのかもしれませんね、、、
暗く重い終わり方になってしまって、すみません。。。
では!
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