いつものおかずをスパイスで簡単アレンジ。毎日の味方になるレシピ本『お箸で食べるスパイスごはん』発売
みなさん、「スパイス」と聞いて思い浮かぶものはなんでしょうか。
まず頭に浮かぶのはスパイスカレー? そして次に肉や魚の下味付けや臭み抜き? そんなふうに毎日使う味噌や醤油とは違う、「特別な調味料」としてのイメージがスパイスにはあるのではないかと思います。
中には、おもてなし料理のために張り切ってスパイスを買ったものの、1度使ったきり台所の隅で出番がこないまま放置されている……そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして私たちが毎日のように台所で使う「さしすせそ」の調味料。なかでも味噌や醤油はメインから副菜まで、その調味料を全く使わない日がないといっても過言ではありません。
例えばある日のメイン豚の味噌漬け焼き、ある日の副菜きんぴらごぼう、そして毎日欠かさずつくるという人も多い味噌汁などなど。自炊をする人にとっては、それが「いつもの味」「ホッとする味」ですね。
でも一方で、自炊は毎日のことであり「今日は何をつくったらいいのかなあ」「なんだかワンパターンな味付けばかり……」と、自分の料理に「飽きた」と感じることもあるのではないでしょうか。
私たちが調理のたびに欠かさず使う味噌や醤油と同じように、スパイスの国では料理に香り、色味、辛味をつけるためにスパイスを毎日使います。そんなふうに、スパイスを特別視せずに台所でのレギュラー使いにしてほしい、そして飽きた自作料理をアレンジで一新し、自炊を楽しんでほしい、そんな思いから生まれた本がこのたび339PLANNINGから出版した『お箸で食べるスパイスごはん』です。
著者 渡邊 真澄(わたなべ ますみ)
『お箸で食べるスパイスごはん』出版にあたり、著者 渡邊真澄さん(以下、真澄さん)はこう語ります。
真澄さんがスパイス料理に対する造詣を深め、レシピ本を作るほどスパイスを自在に操れるようになったのは「台所で持て余しているスパイスを使い切りたい」という、多くの人が共感できる体験がきっかけ。
真澄さんは、10歳の頃から自身や家族のために料理をつくり続けてきました。そして今でも多くの方へ料理を届けています。
そんな彼女の発案だからこそ、この本のレシピは「スパイスを使うための珍しい異国料理」ではなく、普段の料理に気軽にスパイスをプラスできるレシピが数多く揃っています。
そのほかにも、おもてなしに使える華やかなメイン料理、汁物、そしてデザートまで! 見ているだけでわくわくするレシピが満載です。
さらに『お箸で食べるスパイスごはん』で必見なのは、レシピの合間にはさまれた真澄さん自身が綴った料理にまつわるコラムの数々。
真澄さんはnote内のコンテストで数々の受賞歴があるほどの筆致で、彼女の文章には根強いファンがいます。今回掲載のコラムはもちろんnote未発表です。
さらに巻末には、真澄さんの友人であるバルト三国の料理文化を研究する佐々木敬子さんとの対談も掲載。真澄さんの料理への想いをとりまくあれこれを、レシピ同様にたっぷり味わっていただける読み応えのある構成になっています。
ぜひ初めの一品に!
真澄さんが推す「きゅうりのスパイスしょうゆ漬け」
しかしたとえレシピ本があっても、スパイスの扱いに慣れていない読者の皆さんには、「いつもの料理にいきなりスパイスを足して好みじゃなかったらどうしよう……」という心配もありますね。
そんなときの真澄さんからのおすすめが「きゅうりのスパイスしょうゆ漬け」(p62)です。この副菜の見た目は、まるであの有名な「きゅうりのきゅ●ちゃん」。なじみある副菜にクミンと粉山椒の香りを足すことで、新鮮な味わいが体験できます。
身近な味わいにスパイスの魅惑的な香りをプラス!
『お箸で食べるスパイスごはん』には「これならできそう」なスパイスレシピが詰まっています。この本でスパイスを!自炊を!もっともっと楽しんでいただけたらうれしいです。
『お箸で食べるスパイスごはん』出版記念イベントのお知らせ
『お箸で食べるスパイスごはん』の出版を記念してイベントを開催します。会場のシェアキッチンにて、本のレシピを用いたワンプレートスパイスランチをご提供。本の中のレシピを当日は真澄さん自らの解説付きでお楽しみください。お食事後は渡邊真澄さんと339PLANNING代表の今野正輝によるトークセッションをご鑑賞いただけます。
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