おもしろい本について考える
こんにちは。339PLANNINGのこんちゃんです。
先日、こんなツイートをしました。
ぼくにとっての「おもしろい本」は「動きたくなる本」のことです。
昨年、出版した「おしごとカメラ手帖」は、仕事で急に一眼レフカメラを使うことになって困っている人に、カメラの使い方を知って写真を撮ることがおもしろいと思ってほしいという想いからスタートしました。
「そっか。カメラっておもしろいんだ。」
ぼく自身、カメラの使い方がわからなかったときは、写真を撮っていてもおもしろくなかったです。
でも本を読んで、カメラを触って、周りの人に聞いて「写真を撮るっておもしろい」ってことを知っていきました。
もちろんカメラだけじゃなくても、
「料理作るのっておもしろそうだから作ってみよう」
「SNSで自分の世界観を作るのおもしろそうだから、投稿してみよう」
こんな風に本が何かをはじめるきっかけになればいいなという気持ちで本を作っています。
やっぱりみんな毎日忙しいんです。
仕事やら、暮らしやら、家事やら、やらなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことはたくさんある。それが思った通りに進まなかったり、なんかうまく行かなかったりする。
そうすると「おもしろい」が何かわからなくなって「つまらない」になるんです。
そんな時、本を通じて「おもしろいこと」と出逢って「やってみよう」という気持ちになって欲しい。おもしろいは楽しい。動いてみたらもっと楽しい。
多くの出版社や編集者はそんな想いで本を作っています。
もしおつかれの時は、本棚や近くの書店でなんとなく気になった本を手に取ってみたら今がちょっとだけおもしろくなるのかななんて思います。
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