本で人と仕事がつながっていく
こんにちは。339PLANNING広報のEmikoです。
この記事ではSNS・WEB・本を使った広報について、気になることやわからないことを社長の今野正輝さん(こんちゃん)に質問し、みなさまにわかりやすくお伝えします。
今回のテーマは、
『本から生まれる縁について』です。
「もしも自分が本を出版したら、その後どんな感じになっていくのか?」気になりますよね。そこで、出版後の様子と自分の本を作る魅力について、こんちゃんに聞いてみました。
本は人と人とをつなげる
Emiko:
前回もテーマとして出た、著書を出版した後の著者さんの体験についてもう少し伺いたいです。
こんちゃん:
前回、お話した活動の幅が広がる以外でいうと「買ったよ!」「おめでとう!」などの反響をいただくというのがありますね。
こういう反響って、SNSやWEBサイトのリリースでも「おめでとう」と祝福の言葉をいただくことはあるんですが、本だと少し性質が違うなと感じてます。
Emiko:
どんな違いがあるんですか?
こんちゃん:
熱量が大きいんです。
紙の本の場合は手に取れるっていう強みがある。Kindleの場合は、Amazonのページに自分があったことのある人の著者ページがあるっていうところは新鮮ですよね。
それを見て、連絡をとっていなかった知人や親戚から突然連絡があり「おめでとう!」とお祝いしてもらったり、友人がSNSで本のことをシェアして拡散してくれたり、イベント後に本の感想がたくさん聞こえてきたり…と、生の反応がすごいんです。
Emiko:
あーわかります!私も友人がレシピ本を出版した時にすぐに注文して、載っている料理を実際に作ってSNSにアップしました笑。そういうことを何故かやりたくなるんですよね。
こんちゃん:
やっぱり、本を読んで、やってみたくなるっていう”体験”は、大事なんですよね。
ページをめくっているときに、行間からふと筆者の息づかいや体温を感じたりする。そして、自然な流れで「これいいよ、ステキな本だよ」とまた人に伝えたくなる。そういう魅力が「本」にはありますね。
Emiko:
たしかにそれは本ならではの祝福ですね。
こんちゃん:
本は人から人へとつないでいくものであり、人と人とをつなぐものなんだなと、今の仕事をはじめてから改めて実感します。
著者のみなさんにとっても、周囲の反応を通して、今まで自分がコツコツ築いてきた「人とのつながり」を改めて再確認する機会になります。そこから新たな活動のアイデアが生まれることもあります。
本は人と人とのつながりを生み出して、さらにそこから感謝の気持ちも生み出してくれます。
Emiko:
感謝の連鎖が起こるんですね。
こんちゃん:
その感謝の連鎖の一つに「献本」があります。出版した本をこれまでお世話になった人に贈る。自分の本を贈ることで、これまでお世話になった方に感謝を伝えることができる。これもまた本の魅力のひとつですね。
本を作るときに大切にしていることは「魅力」の深掘り
Emiko:
これまで1年間のインタビューの中でも「強み」や「魅力」という言葉がキーワードなのかなと感じるのですが、ここの話をもう少し聞いてもいいですか?
こんちゃん:
記事でも書いたのですが、339PLANNINGでは「強み」のかけ算から生まれる「その人の魅力」を本という形にしていくようにしているんですよ。
Emiko:
強みと魅力のかけ算と聞くと、かなり難しそうですよね。
こんちゃん:
たしかに、難しく聞こえますよね笑
正確に言うと、自分と向き合うという点が大変かもしれないですね。
「強み」とは周りと比べて自分が得意なこと、そして、すでに提供できている価値のことです。なので「強み」は自分でも自覚しやすい部分です。
それに対して「魅力」はその人の中にある、他者から求められている価値です。この「魅力」は相手が感じ取ってくれることはあるかも知れませんが、そのままだと価値として能動的に提供することはできません。これまでの経験でいうと魅力の場合は、他者には見えているけど、自分では自覚できていないという場合が多いんです。
Emiko:
となると魅力の自覚はまた大変そうに感じます…
こんちゃん:
大変な部分もあるのですが、そこでかけ算の要素が役に立ちます。
これまでの活動や、ターニングポイントを書き出してみたり、周りの人に自分の強みや魅力を聞いてみるとか、まずは自分で言葉にしてみる。さらに周りにも聞いてみるっていう方法はおすすめです。
Emiko:
なるほど!そう考えると、プロの力を借りて「自分の魅力」をとことん深掘りして作り上げた自分の本は、今後の人生で大いに活用していけるものになりますね。
こんちゃん:
本を出すと、著者として新たな縁が生まれて、活動の幅も想像しなかったkとが起こっていくので、まずは魅力と強みを言語化してみると面白いと思います。
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