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『自粛バカ』と記者会見がリンクする
皆さまこんにちは。
低俗な質問会場
渡部建氏が会見をしたそうですね。
私はまったく見ようとも思わなかったので、その後のニュースで「会見やったんだ」と知りました。
やったことを弁護する気はありませんが、どうやら取材者側がひどい追及をしていたようで。もはや弱いものイジメだという声もあるようで。そっちのほうは黙って見過ごす気になれません。
取材者側は他の大物芸能人や大物政治家にも同じような態度で取材できるのでしょうか。本来はそうでなければ本当の「公平」とは言えないと思うのですが、でも、大物を前にすれば一気に萎縮する、というシーンも見てきたような。
当たり前かもしれませんが、テレビでこのニュースを扱ったとしても、取材陣の「イジメ」については誰も厳しいコメントはしないのでしょうね。
低俗だと感じました。
イジメの体質
ちょうどこの本を読んでいまして、今回の件にリンクするところが多々ありました。
不倫というのは犯罪ではない。だからこそネット上で叩くことができる。
犯罪行為を叩いても、当たり前のことなので誰も反応してくれない。不倫だからこそ、叩けば賛同を呼ぶ。そんな世の中だ、とあります。
社会的弱者やイメージで生きている芸能人を徹底的に叩くのも最近の傾向だ、とも。
読んでいて、日本人の「落ちぶれ方」がよく分かります。
それにしてもこの方はズケズケ言う方なのですね。
力強いパンチをもらったような気分です。
マイノリティを貫くエネルギー
マジョリティにつくのは楽で、なにも考えなくていい。
マイノリティを実践するのは気力・体力が必要だが、それでもマイノリティで生きていくことが本来は重要。
でもマイノリティは出世できないのも現代の傾向だ、とあります。
私、大企業のトップの方に関する本も読んできましたが、大きな仕事を成し遂げている人というのは、大事な決断をするとき、周囲の圧倒的反対を押し切っていることが多いようです。
もし周囲の意見を聞いて動いていたら、いくつかの大発明はなかったということになります。
私も時折、「多数派の意見って本当に正しいのかな」「多数決って、本当に正しい方向へ導いているのかな」と感じることがあります。
でも、今の教育システムも含め、マイノリティを尊重することは難しいことだと著者は述べています。その理由も明快、納得。
もう手遅れだと著者も「あきらめモード」になっていました。
マイノリティ側にいるってことはたしかに寂しいことです。賛同してくれる仲間も少ない。ときには賛同者がひとりもいないことだってあります。
だからこそ、マイノリティを大事にする「社会」であってほしいと思うのです。
このままでいいとは思えませんが、ではどこから変われば日本は変われるのかも分からない、そんな心境です。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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