「なんにもないよ」と志村さんは言った
「東京都東村山市」
幼少期に住んでいた土地は愛着がわくもの。
幼少期、私は数年おきに引っ越しをしていたので、どの地にも「思い」はあります。
東村山市には15歳から10年ほど暮らしていました。
今も実家が同じ場所にあるので、ときどき東村山を訪れます。
中学3年に進学する時に東村山に移住しました。
その中学校の大先輩が、志村けんさんです。
有名な町に引っ越しできたワクワク感
ただ、隣町から引っ越した私にとっては、前の町とはさほどの違いはなく、むしろ前の町より田舎な空気感。
数年前、志村さんがテレビ番組でチンパンジーを連れて東村山に来たとき、
「なんにもねえよ」
と言っていましたが、地元民として強く同感。
私の家の周りは畑とテニスコートと栗林しかなく、学校からの帰り道では、強風で畑から砂けむりが舞い上がり、身体中に砂を浴びていました。
買い物は、駅前にあるイトーヨーカドーまで行かなければならない状態でした。かろうじて近くに酒屋がありましたが子どもには関係なく、私が大人になったころにその店は無くなりました。
病院も寺院も近くにはなかったです。
町中の観光地っぽいところとしては、北山公園やその一帯があります。
大きな街へ行きたい人は、都心よりも隣駅である所沢が近く、
「埼玉県のほうが都会っぽい」
と思っていました。
あれから四半世紀が経過し、近くにあった栗林がなくなり、代わりにコンビニやスーパーができました。
ファミリーレストランもできました。
発展のスピードは早くはないかもしれませんが、それでも少しずつ、街は変わっているように思います。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。