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それをloseと取るかwinと考えるか

「何がwinか分からない」

という言葉をラジオで聞いて、「たしかにそうだよねぁ」と思います。自分の状況がまさにそうだからです。

「前」会社は倒産し…

20年以上勤務していた会社が倒産しました。

倒産する5年以上前から、給料がちゃんと払われなくなり(遅配)、最後の1年ほどの間は5割か3割ぐらいしかもらえなくなり、そのまま倒産しました。

当時は家庭生活が成り立っていませんでした。家賃、生活維持費を払う事もままらない状態。嫁さんは働こうとしませんでしたので、家計費がひっ迫するばかりでケンカが日常状態になっていました。

会社に行くのもバカバカしくなっていましたが、お客様がいる以上、そのお客様の思いに応えなければいけないのです。私たちの状況がどうなのかなんて、お客様は知りません。お金が支払われなくても働かなくてはいけません。

結局倒産。20人ほどいた会社員はバラバラになりました。

解散時には経営者側を相手に、それまで支払われて来なかった賃金を取り戻すための訴えも起こしました。その経緯を経験できたこともひとつの勉強になりました。

解散したときの同僚のその後はまちまちでした。会社員という肩書きがなくなった人、まったく畑違いの業種に移った人…

私の場合は、当時の仕事の特殊性を見ていただいた方に請われ、別の会社に就業し、今も同じ仕事をしています。

しかしながら、同じく特殊性がありながらも同じ業種を再開できない人も少なくありませんでした。

私はラッキーだ、と思いました。しかし。

ラッキーと思ったその後

しかしながらその後は芳しくありません。会社、というのは利益を出すことが大前提。

それが難しい、というより全然達成できていません。

人員を整理(つまり削減)してリスタートを図るも、やるべきことが増えてしまいました。精神的にはかなり参っています。

まったくの畑違いの仕事をしている人ですが、苦しい生活の人もいれば収入が激増した人もいます。

しかしこんな私の状況も、

タスクがあるだけ幸せ

と思えればいいのです。なかなかそうは思えないのですが。


詰まるところ、

・なにごとも、考え方次第でwinになる。

・そう考えられるように自分を鍛えなければならない。

生きている限りどこかに何らかのチャンスがあるんだ、と思えるように。


(himawariinさんの画像を使わせていただきました)

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

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