『パリでメシを食う。』読了
川内有緒さんの本は『パリの国連で夢を食う。』に続いて2冊目。
『パリの国連で夢を食う。』は川内さん自身がフランスのパリにわたって国連で働いていた頃のエッセイだったが、
『パリでメシを食う。』はタイトルどおり、パリで暮らし、働いてメシを食ってる日本人10名に、川内さんが話を聞いて、人となりを知って、それを本にしたものだ。
日本で暮らして働いている私にとって、特有の同調圧力みたいなものが窮屈に感じている今日この頃なのだけれど、
パリに住み、生活をしている方たちがどんな考えかたをして、どんな思いで日常に向かいあっているのか、それぞれの物語があって、笑いあり涙ありで、勇気をもらったし、励まされた。
異国の地でメシを食うのは簡単なことじゃない。
でも、わたしもいつかまた、海外で暮らしたいな、などと思ったりした(しばらくするときっとまた、日本に帰りたくなるのかもしれないが)。
そしてやはり、川内さんのテンポよい文章がもとても好きだ〜!
川内さんの他の著書も読み進めていきたいと思います。