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元教授の鞄の中身(その5、大学で使用していた山専用ボトル):定年退職29日目

先日大学に持って行っていた鞄を整理していたら、懐かしい(と言っても、たった1ヶ月前ですが・・・)ワイン入れの袋が出てきました。

ワイン入れの袋(真ん中に仕切りがある。何回も洗濯後です)

東京・恵比寿のガーデンプレイスにあるワインショップ(Wine Market Party)で購入した、ワインが2本運べる袋でした。そのワインショップは、世界各地の産地から選りすぐったワインと、珍しいおつまみ、キッチン雑貨などが販売されており、さすが東京といった感じのお洒落なショップです。私は、恵比寿のホテルに行くたびに立ち寄り、貴腐ワインのドライレーズンのチョコレート(レザンドレ・オ・ソーテルヌ)などを大人買いしていました。


そして、そのワインが運べる袋に入れて大学に毎日持って行っていたのが、保温のできる水筒(ボトル)でした。主にコーヒーやお茶をいれるためのお湯を入れていました。最初は保温性も普通の廉価版を使用していましたが、7,8 年ほど前、東急ハンズでサーモスの保温性の高い水筒を見つけました(東急ハンズは私の大好きな生活雑貨や文具を取り扱うお店です。一時は毎週のように通っていました)。ちょうどその時は、フェアか何かでボトルの保温性テストを見せてくれました。その結果にはすごく説得力がありましたので、少し高かったのですが、喜んで買ってしまいました(タイトル写真、右)。


それは、朝早くに入れたお湯が午後まで熱く、適温のコーヒーが飲めるという優れものでした。ポイントはさらにいくつかあり、軽い、使いやすい(素早く飲める)、洗いやすい(パーツが少ないため)ものでした。また、パッキンもしっかりしていて、何年経っても劣化しません(今も使用しています)。

サーモスのボトル1、パッキン・飲み口部



ただ、さすがに夕方になると、お湯の温度は少し下がりました。そこで、1年ほど前に購入したのが、同じくサーモスの「山専用ボトル」です。


それは、保温力がとんでもなく高いものでした。YouTubeで山登りの人が試していましたが、厳冬に一晩外に出しておいてもほとんど温度が変わらないという結果でした。再び、大喜びで購入しました。実際、夕方でも「熱々」のコーヒーを飲むことができ、感動しました。

サーモス山専用ボトル(同社HPより)

ちなみに、保温のシステムはいわゆる魔法瓶と同じもので、ダブルスクリュー栓です(下写真)。ただし、高い保温性を手に入れた替わりに、ボトルは大きく(高く)・重くなりました。タイトル上の写真で比べると、内容量は右のものと同じなのですが、かなり大きさが違うのがわかります(車通勤でしたので、私は問題ありませんでしたが)。さらに、ダブリュー栓は毎日洗うにはちょっと手間が必要でした。ただ、そんな不満があっても、考えられないほどの保温性の威力は素晴らしかったです。

サーモス山専用ボトルのパッキン部(同社HPより)


夏には、それらの保温ボトルに替えて氷を大学に持って行っていました(タイトル写真、左)。これのポイントは、ステンレス製なので保冷力は限定的でしたが、なにより口が広く氷が入れやすく便利(下写真)という点でした。

氷を入れていたタイガー製ボトル


現在は、持ち歩きが必要でなくなり、ワイン運びの袋やボトルは使わなくなっています。ただ、定年退職で暇になり、今度は山登り(散歩?)の可能性が出てきたので、これらが別の目的で活躍する日もあるかも知れません・・・。


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