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2023年日記

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日記、2023年〜
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2023年2月の記事一覧

2月27日

写真日記

餌付けされたのか、とまる木々が無いのか、階段で堂々と日向ぼっこする鳩達。
今日は燃えるゴミの回収日。ゴミ捨て場にはネットが張ってある。隙間から袋を突き中身を散らかす一羽の巨大な烏。こちらを向く眼に思わず視線を逸らしてしまう。次にその道を通ると、そこには鳩や雀が群がっていた。人間が人間的なものを作る。異様な気味の悪さを感じた。

2月26日

写真日記

午前中ずっと寝ていた。
携帯の画面をじっと眺めてとにかく何かから離脱したいと考えていた。今こうして携帯の画面をじっと眺めて布団に篭り敷きっぱなしの布団の枕から湧く臭いから離脱したかった。
自分は何も出来ないんだ。なぜならしていないから。これまでも何かをしてこれたことはない。だからこれからも何も出来ない。
何かとはなんだろう。文章を打ち疑問に思う。わたしには理想がある。こうなりたいという

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2月25日

朝の6時、アラームが鳴り目を覚ます。眠気がまだあり布団からは起き上がることが出来ない。眠い。まだ寝たい。私を起こそうとする母の声が遠くから聞こえてくる。その声を無視して再び眠りについた。
最近、夢の中と現実が入り乱れてどちらが現実なのかを数分ではあるが理解が遅れるといったことが頻繁に発生する。今日もまたそうであった。内容は忘れてしまったが確かに僕は目を開けたままの状態で、夢の世界の感覚を現実に持ち

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2月24日

写真日記

2日間の旅終了。旅ではないけどつい車の中で今回の旅楽しかったですと言っていた。本来は仕事の一環として来ている。
亀岡市を中心に動き滞在。窓からは山にかかる霧が目立った。現地の人がいうにはロンドンに次いで二番目に霧の発生率が多いのだそう。更に教育に力を入れていて一時は減少傾向だった人口もここ数年で増加傾向に転じている。京都という歴史の深さと、昭和の香りが色濃く残る街だった。

帰りは新東

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2月23日

写真日記。
昔ながらのビジネスホテルに宿泊。今日明日の2日間、仕事で取材がある。仕事は見て覚えたほうが早いという社長の一言でついて行くことになった。現地で先に取材調査をする人に付き添って数件回る。取材先の人と話が盛り上がりつい話し込むが、一応仕事で、次の訪問先もあるので話を切り上げなければならない。そこがもどかしいところ。僕はもっと話したい。プライベートでも出来そうだとイメージできたのは一つ前進。

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2月13日

気を取り直して日記をかくw
朝、ネットカフェで起床。外は雨が降っていた。小雨程度で傘を買うか迷うも、考えていながら浴びる雨が気持ちよくて買うのをやめた。
そこから仕事場へ。
仕事場といってもまだバイトの身なのでそんなにすることもない。自分で作業をみつけて勉強するしかない。それは普遍的なこと。生きていく上で、自分がしたいことをまず勝手に見つけ学ぶ。いまはその練習をしているのだと思う。誰かから仕事を与

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2月13日

今日は僕のしたいことをぽつぽつと書いてみようとおもう。
コロッケ買ってあの道をゆっくりと歩いて帰りたい。
夕日に背を向けて延びた時間を感じたい。
頭で考えると、すぐに適当なまともな現実的なしたいことしか浮かばないが、本当に僕がしたいのは違うよねってまたこうして確認作業は大事なんだよね。大丈夫。この文章は誰も見ないんよ。みんなにおおっぴろげに公開はしない。公開しちゃうとさ。ポエマーじゃんかよ、なんて

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2月11日

日記をかき始め早々、じゅういちにちと打ったら☆日と出てくることを知る。

朝から夕方過ぎまでバイト。地下駐車場で車の誘導。ただお客が全く来ない。ただぼーっと立ち続ける時間が経過していく。
地下駐車に合計6時間くらいはいたと思う。仕事もほとんど無い状態で6時間。とにかく暇ではあるが、暇な時間も、暇という状態を超えると駐車場という空間に興味を持ち始める。地下駐車場という場所はよく見ると不思議で、体感で

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2月8日

2月8日

今日から卒展開始。荻須美術館で12日までの5日間。
設営だけして帰るつもりでしたが、少しその場に残り反応を見ることにした。
少しずつお客さんが入ってくる。どんな感想が出てくるのか、ワクワクと緊張が入り乱れる。
入口すぐ、目立つところ。
気がつけば3時間その場にいた。そして僕の展示に立ち止まった人はほんの数人だった。
無名の大学、たかが学生、たかが自分。写真集も読んでもらうことすらされない。これが現

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2月6日

出社初日。ただ4月まではバイトの身。4月以降もずっとバイトだと思っていたので、社員として雇用契約してくれるときいてびっくり。
ただどこか浮かない自分がいる。社員になることが目的ではないからだ。もっと動くために、自分の活動を広げて、サバイブするためにこの会社を選択したはずだからだ。正社員になりました、と落ち着き出した瞬間、僕は必ず動きを止める。それではこれまでと同じだ。目的に向かおう。

再来週京都

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1月30日

朝起きてすぐ、洗濯物の類に取り掛かる。洗ったり干したり。母から姉の布団を洗うように頼まれたので全部終わるのに一時間以上かかった。洗って干してを3度繰り返す。その間、お日様も出ていてそんなに寒くなかったので、自分の部屋の片付け掃除。机の位置を変えるだけでもかなり楽しい。
掃除といえば岡山で毎日のように掃除をし、その魅力に気がついた。余分なものを捨て、変化させ、居心地の良い空間を創出する。
物質的に加

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2月3日

ここ数日で卒展の準備も終わり、残すはプレゼンのみとなった。大学生活、休学を含めた5年間。ありがとうございました、と一応挨拶しようと木村先生の元へいくと、「お前大学に全く来てなかったくせに、今までありがとうとかいうな」と言われた。「またいつでもこればいい」とも言われた。
すぐに幕を閉じようとする癖のある、劇的な展開を想像し行動する癖のある僕は、つまり終わりをきめてしまう僕は、その言葉で現実に戻しても

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2月2日

今日の現場は競艇場の券売店。客層はおっさん達が中心。最終レースが近づく18時ごろになると若い子も増えてくる。開店から閉店までいるお客さんもいる。レースに勝った負けたが、払い戻し機に行く行かないでわかるのだが、勝った人は淡々と支払い機に向かい、負けた人達はあーっと声をあげ、床に投げ捨てたりする。
この場所で10年ほど仕事をするおっちゃんが言っていた。ここに来る客はおやじか、障害者ばかりだ、と。
障害

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