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室外機はどこまでも無味乾燥で無機質で、飾り気のない薄汚れた四角い箱で、今日もブーンと唸り…
朝の通勤ラッシュを避けるため、脇道に入って古い住宅地の中を通り抜ける。いつもと変わり映え…
息をのむ偶然がある日常は、それだけで神秘的だ。好みの室外機を探してうろうろしていると、と…
とても不思議な光景に思えたのは室外機のせいだ。不思議というより二律背反的というべきか。と…
この椅子は、空気に描かれた絵だ。 きっと繊細な心の持ち主が どんな些細な傷も描き漏らすま…
階段をのぼると小さな花屋がある。そのとなりに、高低差を利用した広さ約6畳の小さな森。きっ…