フルマラソンまであと29日 違和感を大切に
先日、およそ3ヶ月ぶりでハーフマラソンを走ってみた。いつも走っている往復3㎞ちょっとのコースを7往復。約22㎞。結果的には無事に走りきることができたのだけど、このときの走りでマラソンにおける大切な教訓を得た。
ゴールまで残り4㎞ほどだったと思う。シューズの中に小石が転がりこんだのか、固い小さなもの(体感はあずきくらいの大きさ)が左足の内側をずっとグリグリこすっている。痛みというよりは異物感として気になる。
考えた。どうする?走る?止まる?一旦ここで立ち止まってシューズのひもを解いて脱ぎ、小石をとりのぞき、足の状態確認する。んー、そもそもここで止まってまた走り出せるのか自分?けっこう燃料使い果たしてるよ、違和感くらいだからなんとかなるでしょ、あと4㎞だし。そう考え残りの道のりを強行突破してなんとか走り終え、達成感とともに銭湯へと向かった。
そうして服を脱いでびっくり。え、なにこれっ、皮膚が赤くなってブヨブヨしてる!!あずきどころか1センチ超えのビー玉ブヨブヨ。おまけにけっこう痛いじゃないか。走っているときには感じなかったけど確実に痛いし、なんなら歩きずらいし、お風呂のお湯も滲みて痛い。強引に走り続けたことを後悔した。
幸いなことに数日でブヨブヨも赤みもひいたのだけど、この小さなケガで思い知った。走っているときって、自分で感じている以上に興奮している。痛みも感じないくらいに。だから心身の違和感をそのままにしてはいけない。まだ小さなほころびのうちに、勇気を持って走りを止めて、冷静に、できうる最善の対処をしなくてはならないのだ。走り続けるために。
あしたは東京マラソンですね。
仕事や。生中継で観戦したかったなぁ。
どうか無事故でケガなく。
ふくい桜マラソン2024
人生初のフルマラソンまであと29日。