ネット企業で働く30代のワーママ

IT×ブライダル企業の社会人12年目。20年5月に息子を出産し、21年3月に復帰したワ…

ネット企業で働く30代のワーママ

IT×ブライダル企業の社会人12年目。20年5月に息子を出産し、21年3月に復帰したワーママです。 仕事や育児のことで、いつかの誰かへ寄り添ったり勇気になったり共感できたり。そんなものを残したくて言葉にすることを始めてみます。

最近の記事

せっかく働くなら、「人生の幸せ」に貢献したい。

私と会社私は新卒のときから、「結婚」に関連するIT企業で働いています。早いものでこの4月で12年目に突入しました。 掲げている理念と「年齢に関係なく意欲があればチャンスをくれる」という社風に惹かれ、お会いする社員の方々もとってもイキイキしていて「直感」で決めました。 この会社に出会ってからは、この会社しか考えられないほど、心奪われてしまいました(笑) 今の時代、色んな働き方が増えました。人生100年時代とも言われ、転職することも珍しくない。そのような時代の中、私はこの12年

    • すぐに陽の目を浴びれなくても。

      あの場に立つ、ということ私の会社では半期に一度、全社の社員総会があります。二部構成になっていて、一部は受賞式、二部は懇親会です。 この一部の表彰式は毎回色んなドラマがあり、受賞者のスピーチは毎回すごく感動します。受賞者一人一人の壇上までの道のりをスピーチを聞きながら想像すると、胸がぎゅっと苦しくなるというか、心からの拍手と、お疲れ様ですという言葉と、感謝の気持ちでいっぱいに。そして、勇気や希望みたいなものをもらう気がして、とても尊い時間です。 その壇上に立つ人はやっぱりす

      • 自分のビジョンみたいなもの。

        復帰して1カ月が経ちました社会人8年目を迎えた2020年4月。私は出産のために8年間働いていた会社から産休育休をもらいました。そして、2021年3月に復帰し、1カ月が経っち、ちょっとした節目かなと思い、気持ちを整理してみたいなと思います。 なぜこんなに働きたかったんだろうブライダル×インターネットという土俵で戦う会社に入社したのは新卒のとき。大学生の頃に結婚式場でアルバイトをしながら沢山の方々の結婚式に触れてきました。その度に自分の心が豊かになっていく実感があり、結婚式は本

        • 子は「いつか返す日(=自立)」が来る。

          子は授かりものではなく、預かりものなのです私が通っていた幼稚園で、母が保母さんから聞いた言葉です。この言葉を聞いた時、すごく納得したようで、それからずっと心に止めて私を育ててきてくれたと知りました。 そして今、私自身も子を育てる身になって、この言葉が頭を過ぎります。 8か月前、命を懸けて産んだ息子。私たちのもとに産まれてきてくれてありがとうと何度も思いました。でも、息子は私たちのもとに産まれてきてくれただけで、「私たちのもの」ではない。授かったのではなく、預かっただけなの

        せっかく働くなら、「人生の幸せ」に貢献したい。

          子供用ハイチェアからの転落と、医療の人たち。

          先日、8ヶ月の息子が子供用ハイチェアから転落した。 そのことを通じて、親である私は心が張り裂けそうになるくらいの後悔と、恐怖と、息子への申し訳なさと、医療への感謝と。。沢山の感情を覚え、学びを得た。 世の中の赤ちゃんやパパママに、同じような思いを決してして欲しくなかったし、「8か月 ハイチェア 転落」など一つでも何か情報が欲しくて沢山検索していた自分の経験を踏まえ、このnoteを残しておこうと思った。そしてもしさせちゃった際には、対応方法の一参考になればと思う。 楽しい

          子供用ハイチェアからの転落と、医療の人たち。

          「意志を持つ」。その意味を理解できたときのこと。

          「〇〇は今後どうしていきたい?〇〇の意志を聞かせて。」社会人4年目の頃、当時の上司にキャリア面談を通して言われた言葉。今は別の部署になってしまったが、社会人2年目の頃から約3年間、ずっとお世話になった私の基盤を作って下さった方だ。そんな上司からこんな言葉をかけられた。 その上司の言葉にいつも感銘を受けていた私は、どんなときでも素直に上司の言葉を受け止めてきた。細く色々と教えるというよりも、大きな道筋のような、道しるべ的なものを示し、あとは自分で考えてねという、私に考える余白

          「意志を持つ」。その意味を理解できたときのこと。

          自分は頭を使っていないんだ、とハッとした話。

          上司にとって日常茶飯事なことが、私にとっては新鮮だったとあるお蕎麦屋さんでのできごと。「お蕎麦の量を200gか400gかお選び下さい。」「んー。300ってないですか?できますよね?それでお願いします。」 とあるご飯屋さんでのできごと。「AとBのセットか、AとCセットからお選びください。」「んー。BとCのセットってできますか?物はあるからできそうな。それでお願いします。」 とある自社商品についてのできごと。「そういう仕様になっていてできそうにないです。。。」「でもそれって変

          自分は頭を使っていないんだ、とハッとした話。

          「結婚式は恥ずかしいからいいかな」という人へ。

          心を豊かにしてくれる時間を世の中へ私はIT×ブライダルの企業で約8年働いている。インターネットを使って、簡単に結婚式場が探せる口コミサイトの運営企業だ。 私がこういった分野で、IT×ブライダルという分野で働こうと思ったのは、大学時代にしていた結婚式場でのアルバイトがきっかけだった。結婚式というものには幸せな温かい空気が流れ、心を豊かにする力があると思った。そして、どこを切り取っても素晴らしいけれど、中でも、「家族の繋がり」を感じるようなシーンに、私はいつも胸を打たれ、目頭が

          「結婚式は恥ずかしいからいいかな」という人へ。

          強みのない人なんて、きっといない。

          私がやりたいことってなんだ現在私は育休中だが、お休みをいただく前は、10名程度のチームマネージャーをしていた。このチームが属する部署自体の設立から携わってきた私は、部署にもチームにも特別な想いがある。 私がマネージャーを志すようになったのは、社会人4年目の終わりくらいだったと思う。この4年間で、部署も、チームも、上司も、働く仲間も、本当に沢山経験させてもらってきた。営業もディレクターもやらせてもらい、ディレクターではちょっとずつではあるが、ほぼ全チームに触れさせてもらえたと

          強みのない人なんて、きっといない。

          慣らし保育。寂しさとの戦いに泣いていたのは私の方だった。

          8ヶ月、息子とはずっと一緒だった息子はもうすぐ8ヶ月になる。毎日毎日ずっと一緒。寝ても覚めても半径数m以内に息子は必ずいた。離れることがあっても、美容院とか束の間の友人とのランチとかせいぜいそのくらいで、時間にして4時間くらい。それ以上離れたことがなかった。 さぁて、復帰に向けて少しずつ復帰いつがいいかな、そう思い始めたのは確かまだ息子が5ヶ月とかそのくらい、季節は10月くらいだったと思う。 保育園についてちょこちょこ調べ始めると、あれ?ちょっと動き出し遅かった、、?と焦

          慣らし保育。寂しさとの戦いに泣いていたのは私の方だった。

          母じゃない時間を持つと、結果、母をもっと頑張れる。

          子供は可愛い。それはもちろん当たり前。当たり前なんだけど、それだけじゃないのも事実として私にはあった。 こんなこと、子を授かれた人間の幸せな悩みだと、確かにそうかもしれない。いや、そうだと思う。 でも、息子が3ヶ月くらいまでは特に大変だった。夜になっても寝ない日があったり、夜中に泣き出して1時間以上止まらなかったり、明け方3時になぜか目覚めて元気になられちゃったり、おかげで毎日細切れ睡眠だった。(これは8ヶ月の今も継続中。笑) そんな毎日の中で、「5分でいいから1人にな

          母じゃない時間を持つと、結果、母をもっと頑張れる。

          検索結果が教えてくれたから、私も残そうと思った。

          2019年9月、なんだか体調がいつもと違う。なんかおかしい。この違和感はなんだろう。 そんな矢先、お腹に新しい命を授かっていることが分かり、27歳で結婚、28歳で妊娠というとても恵まれた日々への感謝と、新しい家族ができるんだという喜びで、胸がいっぱいになった。 と同時に、つわりで体調はどんどん悪化した。私は食べつわりだったのだが、空腹でも吐き気があり、かといって何かを食べても吐いてしまうという繰り返しだった。 妊娠のことは安定期に入る前だったこともあり、会社では上司など

          検索結果が教えてくれたから、私も残そうと思った。