野遊びラジオ454【ドラマ感想】「新宿野戦病院」第7話【病院勤務出戻り勢】

INTRODUCTION

小池栄子&仲野太賀ダブル主演。
オリジナル脚本・宮藤官九郎による初の医療ドラマ。
新宿・歌舞伎町が舞台の笑って泣ける“救急医療”エンターテインメント!

第7話あらすじ

ここは新宿歌舞伎町。
多くの高齢患者が聖まごころ病院へ診察に訪れる。

そんな中、岡本勇太(濱田 岳)は通報を受け、とあるマンションの一室に訪れていた。
部屋の中には80代独居老人・田辺が倒れていて、すぐに聖まごころ病院に緊急搬送された。

ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)、高峰享(仲野太賀)たちはなんとか処置に当たろうとするが、高峰啓介(柄本 明)はすでに手遅れと判断して、“死亡確認も大事な役目だ”と伝え、その場で仏さんに一礼をするのだった。
その後、田辺は娘や老婆・トラさんをはじめ、他の老人たちに見送られるのだった。

そんな中、横山勝幸(岡部たかし)は堀井しのぶ(塚地武雅)のある姿を見て、今まで自分が勘違いをしていたことを聖まごころ病院の医師たちに話すが、横山以外はその話を聞いても全く動揺せず受け入れる。
そして、自転車に乗っていた高齢者と子供の事故をきっかけに、堀井はとある悩みを抱えていたことが明らかになっていく。

一方で高峰はずき(平岩 紙)と享は、南舞(橋本 愛)が所属するNPO法人『Not Alone』と『聖まごころ病院』がタッグを組んで見回り医療サービスを行うのはどうかと提案するのだったが…。

出典:フジテレビ番組公式サイト

クドカン好き病院勤務出戻り勢の感想

テーマとして、ジェンダーと高齢化社会を同時に盛り込んできた回でした。

どの回も情報量が多いし、重くなりがちなテーマなのに毎回ちゃんと笑えるのがすごい。

病院には、生存確認コミュニティ場所としての役割もあることがよく伝わったのではないかと思います。

堀井さんのジェンダーに偏見を持たず、看護師としての腕を見込んで採用してくれた院長は器が大きい。娘にはスケベジジイ呼ばわりだけど笑

「孤独を尊重しながら孤立を防げる社会」

そういう社会創造を、すみっこから少しでも何かできたらいいなぁ…と、私事ながら感じた回でもありました。

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