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ここがすごいよ5人のRUN

下手な前置きを語るのはやめる。

わたしはただ純粋に12日の「THE MUSIC DAY」の感想を書きたい。
この日受けた衝撃と、感動を自分の言葉で伝えたい。



番組は15時前に始まった。約8時間の生放送だ。


この日は夕方まで仕事だった為、数日前からセクゾの出順がずっと気になっていた。「時間によってはリアタイできないなあ、」とそわそわしながら情報を待っていた。



というのも、7月に放送された「音楽の日」では16時台の出演だったので今回と同様の理由でリアタイができなかったのだ。リアタイが全てではないし、いずれにせよ録画はするので見られないわけではない。

しかし、生放送だ。やはり同じ時間を同じタイミングで共有する楽しみがある。リアルタイムで繋がることができるワクワク感がある。おたくとしてはこの気持ちを捨てがたい。


結局確実な情報は得られないままいよいよ放送が始まって、小出しにされるタイムテーブルに焦らされながらもタイムラインを追いかけた。

15時台、16時台、17時台……
名前がない。
「おや?」と思った。



このあたりでわたしの中のオタクの勘のようなものが働いて、「このあと出番が来るのであればもうそろそろKTT(中島健人のジャニーズweb)が更新されていないとおかしい」と考えていた。

少し前にKTT更新1500回記念の企画内で匂わせていた「菊池と電話でハッシュタグの相談をした」という布石をティが回収しないなんてことはまず起こり得ない。

そうなってくるとブログが更新されるまでは……などと考えを巡らせていたらそれよりも先に突然公式が全時間帯のタイムテーブルをぶん投げてきた。(おそらく朝からずっと“タイムテーブル“がトレンドに入っていたのでつまりそういうことだろう)


続けざまに流れていくツイートに動揺しながら「Sexy Zone」の名前を探した。



……………正気か?
この時間帯のこのラインナップに名前があることを誰が予想できただろうか。世界を股にかけて活躍する彼らと同じ並びに名前がある。何度も何度も繰り返し確認してしまった。



舞台は整った。



そう思った。
そして19時に一斉更新されたセクゾのweb。

#これから5人のRUNを聴け

このワンフレーズに5人の思いがすべて詰まっている。
わたしもファンとして、いちSexy Loversとして、このタグに愛を込めて、思いを乗せて発信した。


そして迎えた21時。


CM前の5人のバックショット。カメラが寄り切ったタイミングで「1・2・3・4・5」とカウントを刻む中島健人の指、隠しきれない照れ笑いをする菊池風磨、反対側には無邪気に笑うマリウス葉と、凛とした微笑みで「5」をアピールする佐藤勝利、そしてその真ん中でブランクを感じさせない笑顔を輝かせる松島聡。

わたしが好きな5人の姿だ。
もうすでに泣きそうだった。
セクエボでいう「滲涙」だ。



そしてCM明け、活動再開の報せをいち早く報道してくれた「news every」の映像や24時間テレビの歌唱シーンをバックに紹介されたSexy ZoneはさながらRIDE ON TIMEだった。ROT密着、お待ちしてます。


今回の出演は事前に収録されていたものだったが、5人のトークシーンのために本番同様、その場をセッティングしてくれた関係スタッフ様には頭が上がらない。
何より、あたたかく迎えて、ステージに送り出してくれた櫻井さんには感謝してもしきれないだろう。事務所を牽引する偉大な先輩からの「おかえりなさい」「応援してる」という言葉に彼らはどれだけ背中を押されたのだろうか。
一緒にスタンバイしてくれていた羽鳥アナ、水卜アナの期待とやさしいメッセージに包まれて5人はステージに立った。


1年9ヶ月ぶりに5人で走り出します



ここからは正直、初見の印象なんてうろ覚えだ。イントロと同時に映し出される5人の姿でわたしはもう涙が止まらなくなっていた。


そこにはわたしの好きな5人のSexy Zoneがいた。

イントロの拳を前に突き出す振りで抜かれた聡ちゃん、いや、松島聡の表情は晴れやかで、凛々しくて、”ファンファーレ”と表されるこの曲に相応しい「新たな幕開け」を感じさせるカット。

センターに中島健人を置いた5人の並びは圧巻だった。

幾度となく聴いて、見てきたパフォーマンス。今まで物足りなさを感じていたわけではないのに、パズルのピースがピタッとハマったかのような充足感すら感じた。

実際、4人でパフォーマンスをしながら聡ちゃんのパートを繋いできたのだから、未完成であったことには違いないのだけど、それでも5人揃って披露するこの曲の威力をまざまざと見せつけられた感じだ。

君の過去も今も未来も

4人のときはマリウスが歌っていたパート、この日は聡ちゃんの声で届けられた。力強く、みんなを引っ張る歌声だった。
そしてこの詞に続く勝利のパート。

困難な問題も難題も挑んで ここでやめんな やめんなよ

毎回披露するたびに強い思いを乗せて歌にする勝利のこのフレーズ。

この瞬間、センターには勝利がいてその両サイドに聡マリ・ふまけんのシンメが並ぶ。最高だと思った。ジャニオタになって半年ちょっと、わたしはこれ以上に綺麗なシンメトリーを知らない。これこそ、中島健人の言う「真のSexy Zone」の姿だろうとわたしは思う。

君がいなきゃ何も始まらない

菊池のパートだが、抜かれたのは聡ちゃんの姿で、あまりにもカメラワークが天才すぎる。構成側からの提案なのか、はたまたメンバー側からの意見なのか、これを考えてくれた人においしいものを贈りたい。

そしてサビ。センターには松島聡の姿。その手前両サイドにはちびーずの二人がいて、バックにはふまけんがいる。これ以上ない最強の布陣ではないだろうか。なんかもう想像と期待を越えてきすぎて、彼らのポテンシャルとは、と恐怖すら感じる程だ。


街は眠る パラパラと 変わって行く信号機

以前はマリウスとケンティが担っていたパート。今回は帰ってきた聡マリのシンメで歌ったのだが、これがまた尊い。背中合わせの瞬間ちらりと聡ちゃんに目をやるマリウスと、その背中に頭を預ける聡ちゃん。可愛いだけじゃない、いつの間にか頼もしい表情を見せる二人に、気が付いたら釘づけだった。

分からないままの僕ら それでも何かを信じた

カメラを連れてその先を射抜く中島健人の視線はいつだって力強い。そして「信じた」の台詞のあとカメラに映るのは松島聡の姿。
4人が信じ続けてきた、この日を、松島聡を、表現するに相応しいカットにまた胸が締め付けられる。

クライマックスに向かうふまけんのハモリ。
過去のパフォーマンスでは背中合わせだったり、ソーシャルディスタンスだったりで注目のシーンのひとつだったが、今回は引きからステージに寄っていくカット。彼らの立つステージにのみスポットライトが当てられ、辺りは機材のライトがうっすら浮かぶ程度。

そしてサビに入ると同時に画面に映し出されるのは横並びの5人。

シンプルに”美しい”と思った。
「エモーショナル」ダンスと言っていた今回の振り、その「エモ」が伝わる一糸乱れぬ手振りに感嘆の溜息すら出た。

太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ

空に翳した手のひらは、中島健人からスイッチングで松島聡へ。


ひとこと言わせてくれ天才か?
5人揃ったパフォーマンスというのももちろんブーストをかけているけれど、それを更に盛り上げようと作り上げられるこの演出にわたしはいくら払えば感謝が伝えられるのか。もうこの世の天才全員まとめて幸せになってほしい。

あと「昨日未満でも」の前のイントロで頭上のカメラまでを射抜く中島健人どうなってんだ四方八方に目がついとるんか本当に同じ人間なのか自分を信じられなくなるくらいには最強アイドルだよ本当に。(ここまで一息)


それから、まるで当然であるかのように触れなかったが、やっぱりSexy Zoneは五人五様に歌が上手い。それぞれに特徴があって、それでいてハーモニーになるとお互いを遮ることなく混ざり合って耳に馴染む。そしてそれを表現するのも上手い。



わたしはこの数分間、息をするのを忘れて見入っていた。正直ツイートをするのも精一杯だった。それくらい、彼らの勢いに引き込まれて、ただただ涙を流していた。


このnoteを始めたときの記事を読んでいただくとわかるのだが、わたしはリアルタイムで活動する5人を知らなかった。

好きになったときはもう、4人で活動し始めて1年が経っていた。ここまでハマったきっかけは過去の5人でのパフォーマンスだったが、それはあくまで過去の話で、わたしは5人と同じ時間を共有したことがなかった。

今ここに書いて初めて気がついた、わたしはこの「THE MUSIC DAY」が初めて目にする、リアルタイムの5人のパフォーマンスだったのだ。



いくつか前の記事で数字の話をした。
その時だって何かを悔いていたわけではない。
その上で、今のわたしは胸を張って言える。
「Sexy Zoneのファンになって良かった」



パフォーマンスを終えた5人の顔は晴れやかだった。
どこか安堵した笑顔の聡ちゃんが愛おしくて、誇らしくて、誰よりも長く、深くお辞儀をする菊池風磨の姿にまた心惹かれた。





「We are Sexy Zone!」

わたしはこれから5人と一緒に同じ時間を刻むことができる。それだけでこの先の人生薔薇色だ。

再スタートをきった彼らのこれからに光あれ!



長々とお付き合いいただきありがとうございました。またひとつ、Sexy Zoneへの愛が深まった1日でした。この記事をきっかけに、そして5人のパフォーマンスをきっかけに、さらに大きなステージへステップを踏み出せるよう、これからも愛を綴っていきますので、よろしくお願い致します。


#SexyZone #MUSICDAY #イベントレポ #ジャニーズ #スキしてみて  

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