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文学フリマ東京38振り返り

文学フリマ東京38から1週間が経ちました! 楽しかった!!!
溜まった仕事がやっと落ち着いたので振り返りしていきます。


設営振り返り

当日の設営完了報告に使った画像

当日はだいたい10:40くらいに会場入りしました。
10:30がサークル入場なので10時台は混むだろうといつもは11時周辺に入場していたのですが、10:40でも意外とすんなり入れました。

ほんとうは委託本を持ってきてくれる友人の鹿野さんと10:30流通センター駅待ち合わせだったのですが途中私がお金をまったく持ってきていないことが発覚、乗り換えの駅でATM探しの旅に出ることに……
お釣り担当が鹿野さんだったので完全にお金を失念していました、電子マネーばかり使っているのでこういうことになる。次はマジで気をつけます。反省。

さて、10:40に入場してまずは設営です。
左右のサークルさんがまだいらっしゃっていなかったので、その隙に迷惑にならない程度に荷物を広げさせていただき設営していきます。

設営の練習は事前にしていたのでわりとサクサクいけました。練習大事。

私は文学フリマには
 第三十一回文学フリマ東京
 第三十三回文学フリマ東京
 文学フリマ東京35
 文学フリマ東京37
 文学フリマ東京38(今回)
の計5回の出店をしています。
このうち第三十一回と第三十三回は友人たちとの合同サークルで出店したため、自分のサークルである【郁郁青青】で出店したのは文学フリマ東京35が初めてです。

この設営練習は前回の文学フリマ東京37のときからはじめました。
というのも、練習せずにぶっつけ本番で設営をやった文学フリマ東京35がかなりグダグダだったからです……今までなんでもかんでもやってくれた友人たちの偉大さを感じられずにはいられませんでした。

設営の大変さを知った私は周りのサークルさんたちの設営の研究をはじめ、設営を練習したり設営グッズを試したりするようになりました。そして最終的に文学フリマ前に練習をするようになったのです。

が、やっぱり本番が練習そのままいくわけじゃないですよね。

練習のときの完成図
実際の設営

若干配置が変わりました。
見本誌や無配、名刺など、手に取るものは私より通路に近いほうがよくね……? と練習後に気づいた結果です。
練習は大事。
だけどこんなこともある。ねっ、ハム太郎!

見本誌振り返り

当日、見本誌コーナーで見本誌を見て本を買ってくださった方がいらっしゃいました。(このとき店番が友人だったので友人伝に聞きました! ありがとうございます!)
先に会場を回っていた友人も「見本誌コーナーメチャクチャ人いる!」と実況ラインをくれて、見本誌コーナーの""力""感じました。

実際自分もそうなのですが、見本誌をサークルさんの目の前で読むの、メチャクチャ緊張しますよね。
そういうこともあって自分のサークルはこちらが立ち上がらないとお客さんからはサークルの人間が見えないように設営していました。防犯の面では微妙なところだと思いますが、今回から有料ですし治安を信じました。今のところ物騒なことは何も起きてないです。

とはいえすぐそこに書いた本人がいることは変わりません。
でも見本誌コーナーなら安心。見本誌しかないから。
初出店した際はコロナ禍で見本誌コーナーがなく、私は前回の出店で初めて見本誌コーナーというものに見本誌を提出したのですが、メチャクチャいいコーナーですね。考えた人ほんますごいと思います。

ちなみにこちらは私が見本誌をたのしく作ってる様です。
このときペタペタしたインデックスが好評で嬉しかった。伝われ、私のオススメシーン。
見本誌コーナーでも他の見本誌についていないものがついているので人目をひいていたよ、と友人に褒めてもらえました。
実際、見本誌コーナーで見本誌を見て買いに来てくださった方もいらっしゃったので、これからも見本誌ちゃんと作ろうと決意を新たにしました。うれしい。

ちょっとネガティブな備忘録

ネガティブな自分用備忘録なのでスルーされたい方は区切り線で囲っておりますので、次の次の区切り線までスクロールして飛ばしてください。


当日、一般開場前に2階の見本誌コーナーに見本誌を提出しにいきました。
自分のサークルの配置に従ってテーブルに置くのですが、見本誌コーナーの係の方が大声で「本部に提出して許可をもらってから見本誌を並べてください!」と注意喚起をされていたので、許可をもらっていない私は下の階に戻り、本部に見本誌を見せに行きました。
「見本誌の許可をもらいにきたのですが……」と声をかけると、3人いらっしゃった本部の方の1人に「上の階が見本誌コーナーです! ここではなく見本誌コーナーに出してください!」とちょっとキツめに言われたのですが、別の方が「ここで確認しますね、既刊新刊のところちゃんと丸ついてるので大丈夫です」とおっしゃってくださったので、また上に戻って見本誌をテーブルに並べました。
許可って丸つけてるか確認してもらうってことなのかな? と、若干謎に思いつつ他のサークルさんの見本誌も見たかったのでちょっとの間見本誌コーナーにいたのですが、何組か注意喚起を聞いて先ほどの私と同じように下の階に降りていくのを見ました。
その後設営に戻るため1階に行くと、本部の方が他のサークルさんに「見本誌コーナーは2階です! ここじゃありません!」と結構キツめに言っています。何人かそんな感じで追い返されていました。
その後サークルに戻ってから「見本誌は2階に持っていってください」の放送が何回も流れるのを聞いたのですが、あれは結局何が正解だったのでしょうか……
おそらく既刊・新刊の欄に丸がついていればよさそうだったのでそれさえしていれば特に許可もらわずに見本誌並べてよさそうですね。次回からはそうします。



当日のあれそれ

設営がはやく終わり、一般開場前にツイッターでフォロワーさんの設営も終わったことを確認してご挨拶に伺いました。
みなさんご存知の通り文学フリマ東京は入場者がとても多いですので一般開場がはじまると混雑でとてもご挨拶にいけない……なんてことも想定されるのでご迷惑かけない範囲で開場前にご挨拶に伺ったりしています。第2展示場にいたので、さすがに第1展示場のフォロワーさんには後でお伺いしましたが……
この時間、みんなソワソワしててすごく好きです。

時間通りに一般開場がはじまり、第2展示場は開場から30分後くらいに全体的に混み始めました。

私はいつも出す本のジャンルが雑多なので大衆文学島にいるのですが、今回は初めての百合島参加。左右隣のサークルさんが自分と同じで百合本を出されているというのが新鮮です。仲間。
ウキウキする気持ちがありながらも、本が既刊だったので、新刊ないから友人たちの取置とか今回一切ない……身内票ないし売れないかも……売れなかったら……と心配で死にそうでした。

ですが想像に反して売れました。嬉しすぎる。
売れたと言っても弱小サークルの既刊としては売れた、なのでマジで数は聞かないでください。

いや嬉しすぎる。
1冊だけでも嬉しいし、見本誌読んでもらえるだけで嬉しいのにいつもの既刊より売れた。うれしい。
おそらく、百合島にいたからだと思います。
大衆文学にいたときより、明確にそのジャンルがほしい! という方が来てくださっていたように感じました。ほんまにありがたい。

これは反省ですが、本をお渡しするのにモタモタしてしまって、混雑している時間帯は特に申し訳なかったと思います……
「〇〇ください」「〇〇円です」の後に、「OPPに本をいれる」「名刺をいれる」「お金をいただく」「お渡しする」(本によっては年齢確認する)の工程があるのですが、順番を特に決めていなかったのでお金をいただくのと作業がぶつかり合ったり、OPPにスムーズに本や名刺が入れられなかったり……
次回からは設営だけじゃなくお渡しの練習もします。

振り返って

やっぱり文学フリマ楽しすぎる。
いつも文学フリマ東京は11月に参加しているのですが、最後の流通センターということで抽選枠で申し込み、見事当選して今回初めて5月に参加することになりました。
ほんとに参加してよかった!!!

本を買ってくださった方、見本誌を見てくださった方、立ち止まってくださった方、ありがとうございました!

心残りなのは人がすごくてあまり回れなかったことです。流通センター恋しいけどビッグサイトに行ってもうちょい回れるようになるといいな!
あと新刊がんばろうね私!

また文学フリマでお会いしましょう!

追記の宣伝

寝る前の勢いで書いたのでまたお会いしましょうと言いつつ次回の予定を貼り忘れていました……

次回は初の文学フリマ大阪出店です! たのしみ!
文学フリマ大阪12には【郁郁青青】で参加します、夏頃の続報をお待ち下さい。

さらに初のビックサイト開催文学フリマ東京39も出店予定です!
友人と合同で【クソデカ感情ハピエン党】というご機嫌なサークルで出店予定でしたが椅子の数をミスってしまいまして、【郁郁青青】で抽選枠に申し込みました。【クソデカ感情ハピエン党】は出店確定となっております。
【郁郁青青】が当選した場合は【クソデカ感情ハピエン党】と隣接で出店、落選した場合は【クソデカ感情ハピエン党】に友人と店番交代制で出店する予定です。

また、本の在庫はすべてBOOTH通販に回しておりますのでよろしければ。

あらためて、また文学フリマでお会いしましょう!

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四ツ倉絢一
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