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「自分を認めてあげて」
何もできていないのに…。
ある人から、しつこく言われ続けていた言葉がある。
それが、
「自分を認めてあげて。」
これ以外にもしつこく言われ続けていた言葉がいくつかある。
そのどの言葉たちも、わたしには理解し難いというか、できない。
それは、わたしが幼少期から今まで誰からも人として見られていないから。
この言葉をしつこく言われ続けていた人からも同じだった。
それが、辛くて仕方なかった。
それに、わたしは当たり前のことがやっと少しずつできてきている状態。
何とか、人として見られるようにと必死になっているのに。
何もできていることなんてないのに、自分を認めることなんてできっこない。
ずっとそのことで苦しんで、葛藤し続けている。
すると、トラウマも蘇り体調が悪くなることもある。
周りに苦しみを話せていたとしても、共感してくれる人がいるのか?と言われたら、いないだろう。
ならば、独りで葛藤し続けるしかない。
そう思って日々葛藤ているけれど、別の人からも同じ言葉を言われるようになった。
そして、こんなふうに言われることもある。
「安定しない状況の中でも、頑張っているんだよ。」
「体調も精神状態も良くない中でも、仕事はできている。」
「そのことは、事実。事実は変えられないんだから、そこは自分のことを認めてあげて良いんじゃない?」
自分を認めることなんてできなくても、他者から見ると事実が見えてくる。
しっかりと今のわたしの状況を汲み取って、事実を提示した上でこの言葉をかけられることで、わたしは少しだけ自分を認めても良いんだなと思えた。
同じ言葉をかけられても、聞こえ方が変わってしまう。
それは、しっかりわたしに向き合ってくれているかどうかなのかもしれない。
日々、「わたしは頑張れているんだ」ということを少しずつ認められるようになりたいと思った。