老人ホームでの介護職員を経て、未経験の営業職へ。現場経験を活かしてマルチに活躍中の2年目社員に聞く、コメディカルドットコムというサービスの魅力と叶えたい想い
早稲田大学を卒業し、現場での介護職員を経てセカンドラボへ。営業だけでなく業務の効率化や自社採用の面接担当など、2年目にしてマルチな活躍を見せる國友さんに、セカンドラボで叶えたい想い、転職のきっかけ、さらに現場での介護職経験を経て思うことなどをインタビューしてみました。
■プロフィール
名前:國友 裕果(くにとも ゆうか)
生年月日:1998年3月14日
趣味:野球観戦・水族館巡り
MBTI診断:ENFJ(主人公)
入社時期:2022年5月
ー 出身〜高校までのことを簡単に教えてください。
出身は大阪府で、6歳まで豊中というところで過ごしました。その後は父の仕事の都合で北海道→東京→中国(上海)→埼玉と何度か引っ越しを経て、高校3年生で東京に戻ってきました。すっかり東京に染まったつもりでいましたが、今でも関西のクライアントとお話するとつられて関西弁が出てしまうことがあります。
部活動はバドミントン部と、中国にいた頃は二胡(中国の伝統楽器。弦が2本しかない)部に入っていました。
ー 大学生活の思い出はありますか?
大学は早稲田大学へ進学し、大学生活はとにかくアルバイトが中心でした。小さいころの将来の夢が「シャチのトレーナー」だったくらいずっと水族館が好きで、いつか働きたいと夢見ていたのですが、それが叶ったんです!!なので土日に活動のあるサークルへの所属は諦め、2年生まで月〜金は大学、土日はバイト詰め、と忙しくも充実した毎日を送っていました。
最終的にアルバイトでは学生バイトをまとめるようなポジションも任せてもらい、組織内でのコミュニケーションのとり方や後輩の育て方等、多くの事を勉強させてもらいました。おかげで学びの多い4年間を過ごせたと思っています。
■キャリア(1社目)について
ー 1社目のキャリアとして介護士を選んだ理由、叶えたかった想い
まずは先ほど話した水族館のアルバイトがすごく楽しかったので、ロボットやAIには代用できない、人と人が直接向き合う意味のある仕事がしたかったというのがあります。
その中で介護業界を選んだのは、使命感みたいなものかもしれません。就職活動をする中で介護業界の現状(=人手不足)を知り、新卒の学生にとっての「介護職」がもっと魅力的な、もっとメジャーな職業になるよう働きかけたいという想いが芽生えたんです。そしてそのために、「介護は大変」というイメージの奥にある「介護のやりがい」を、まずは自分自身で体感してみようと。
なのでどちらかというと、「介護士になりたい」というよりは、自らやりがいを伝えられる人事になるために経験を積もうと考え入社しました。
ー 具体的な仕事内容を教えてください。
有料老人ホームの介護職員として、自立の方・寝たきりの方・認知症の方の生活をサポートしていました。シフトには早朝の勤務から夜勤まで、がっつり入っていました。
いちばん大変で、かつやりがいを感じていたのは、担当する入居者さんのプラン作成です。何をすればより良い生活になるか、ご本人が何を望んでいるのか。意思疎通がはっきりできる方もできない方も、この部分が読みとりづらく大変でした。と同時に、それを的確に読みとれた時は入居者さんから感謝の声を頂くこともあり、一番やりがいを感じる部分でもありました。
■転職について
ー 転職を決意するのには、何かきっかけがあったのでしょうか。
頻繁な手洗いと入浴介助により手荒れが悪化してしまい、皮膚科の先生から仕事を続けることを止められてしまったことです。
もともと次のキャリアとして人事を希望していたので異動の希望も出してみたのですが、「2年目半ばでの異動は前例がないので認められない」と。大手企業の柔軟性に限界を感じ、転職を決意しました。
ー 転職活動〜入社までの経緯を教えてください。
転職先に求めていたのは、①介護業界の人材部分に関われる仕事であること、②大手企業にはない柔軟な風土があることでした。そんな中で、条件にぴったりマッチするセカンドラボからスカウトを頂き、面接を受けることを決めました。
ベンチャー企業の面接を受けるのは新卒の時も含めて初めてだったのですが、一次面接でいきなり代表から1対1でお話を聞けたときは「ベンチャーっぽい!」と感動しました(笑)
また二次面接では、面接官だった現チームリーダーの藤田さんが「自分も野球が好きで、先日も神宮でオープン戦を見た」とお話してくれて親しみがわきました。(その時はてっきり藤田さんはヤクルトファンだと思い込んでいたのですが、後々阪神ファンと知り驚きました。私も阪神一筋なので。)
ー 印象的な面接だったのですね。面接で話を聞く中で、特に心を惹かれた部分はありましたか?
色々ありますが、1番は事業の内容・理念に強く共感できたことです。
セカンドラボは、業界内で比較してもかなりの低コストでサービスを提供出来ています。それは裏を返すと「顧客の利益を追求すればするほど、それが自社の利益にもつながる仕組みがしっかりと構築されている」ということだと思ったんです。
当時「介護業界を救いたい」というボランティア精神が強く、自社の利益ばかりを追求するようなビジネスに抵抗があった私にとって、「相手の得を追求するほど自分も得をする」というセカンドラボのビジネスモデルは新しく、またとても魅力的なものでした。
■キャリア(現職)について
ー 現在はどんな業務を担当していますか?
現在は介護施設をクライアントに、新規顧客の開拓・求人原稿の作成・既存顧客のフォローを中心的に行っています。さらに自社サイト「コメディカルドットコム」をユーザーがより使いやすくなるように機能やデザインを改善したり、チーム内での業務効率化に取り組んだりと、新たな価値を生み出すためのアイデアの提案と実現に取り組んでいます。
入社したての頃はとにかく顧客を増やしていくことだけを考えていましたが、最近はより売上に繋げることを意識して営業の仕方を変えるなど、自分の行動次第で結果が左右される部分に面白さを感じています。
ー 働く中で、現場での経験が役に立ったと感じたことは?
主に求人原稿の作成時に、実際にどんな業務があるかを現場で把握していたおかげで、抑えるべきポイントをより求職者視点で考えることができました。また原稿作成時に使うテンプレートの内容が実際の業務内容と乖離していないか確認できたり、チーム内外からの「実際の現場ではどうだった?」という質問に返答できたりするので、なかなか役に立っているなと感じます。
ー ありがとうございます。入社したての頃と今とで、会社への見方は変わりましたか。
入社当時は事前に伺っていた「スピード感」が想像以上で、日々目の前の業務に圧倒されっぱなしで毎日が進んでいきました。
しかし今は「やりたいという主張」と「時間の捻出」ができれば幅広い業務に携われる環境であることが、自分の今後のキャリアに繋げやすく魅力的だと感じています。例えば、入社してまだ1年ですが、採用面接に同席させていただく機会もありました。自分の頑張り次第で仕事の幅を増やせる柔軟な環境なので、恵まれているなと感じますね。
■今後について
ー いま自分のキャリアを振り返ってみて、叶えたい「想い」には近づけていますか。
はい。現状、営業や売上の目標にはコミットできている手ごたえがあります。裏返せばそれは「人材について困っているクライアントの課題を解決できている」ということでもあるので、介護業界の問題を解決したいという想いには近づけていると思います。
ー これから挑戦していきたいこと、今後の目標を教えてください。
やはり人事、採用関係により深く関わっていきたいです。
私のように「医療福祉業界の人材不足等の問題解決に取り組みたい」という想いを持つ方はもちろん、より広く「自分の描くキャリアの為に挑戦していきたい」という気持ちをもっている方に対しても、セカンドラボや医療福祉業界について魅力を伝えられるようになりたいです。
ー 最後に、入社を検討している方にメッセージをどうぞ!
業務の幅を増やしていくことは難しいと感じることもありますが、社内でよく言われる「考えながら走り続けて」いるうちに自分のポテンシャル以上の可能性に出会える、成長できる環境がセカンドラボにはあると思います。ご自身の持つ夢や目標に向かって、一緒に挑戦していけたら嬉しいなと思います。