【キャリア面談はじめました】社員に大好評!将来の自分を考えるきっかけに!社員のキャリアを応援する新たな制度をご紹介します!
こんにちは!セカンドラボnote編集部です。
今、セカンドラボでは社員がより働きやすく、
より成長できる会社となるように、
様々な制度の実施検討が進んでいます。
そのうちの一つが「キャリア面談」です!
キャリア面談とは、
社員一人ひとりが自律的にキャリアを考えるにあたり、人事担当と1on1で壁打ちをしながら、
「将来どのような人材になっていきたいか、それを実現するためには何が必要か」解像度を上げていくための面談です。
キャリア面談を経て、社員からは
・自分の将来について考えるきっかけになった!
・ぼんやりとしていた目標が明確になった!
・将来に対して前向きな気持ちになった!
・またやってほしい!
といった声をいただくなど、大好評でした!
今回はそんなキャリア面談について、
・実施までの流れ
・実施のきっかけ
・どんな話をするのか
・面談を受けた社員の感想
・今後のキャリア面談とセカンドラボ
について紹介していきます!
■キャリア面談実施までの流れ
まずは、1年後・3年後・5年後・10年後に、
「仕事面、プライベート面で自分がどうありたいか」を考え、以下のようなキャリア開発シートを事前に作成。
こちらを元に、全社員対象で1人30分ずつの面談を行いました。
■キャリア面談実施のきっかけ
キャリア面談実施の提案をしたのは、人事チームの森さん。
今回はそんな森さんへのインタビューを交えながら、
キャリア面談について紐解いていきます!
ーまずは「キャリア面談」の目的を教えてください。
会社の成長を実現するためには、社員の成長が不可欠です。
そのために、まずは社員が自身のキャリアについて「自律的に考える」ことが必要だと考えています。
「自律的に考える」とは、自己実現のために、会社から求められていることと自分のやりたいことのバランスを取りながら、やるべきことを主体的に選択していくことです。
その後押しとして、会社として出来ることはやっていきたい。
ただ、いざ後押しをするとなっても、社員がキャリアに対してどういう考えを持っているのか、当時は詳しく把握できていませんでした。
そこで、社員のキャリアに対する考え方や将来のビジョンをより深く理解するために、キャリア面談をスタートしました。
キャリア面談が、それぞれの自己実現に近づくためのサポートとなり、社員の能力開発や成長、ひいては会社のさらなる発展に繋がればいいなと。
ー面談では具体的にどのようなお話をしたのでしょうか?
まずは、「どういう人材になっていたいか」というゴールを確認するようにしました。明確にゴールを設定している人もいれば、ぼんやりとイメージしている人、もしくはわからないといった人も少なくありませんでした。
個人的には、ぼんやりしている/わからないといった状態でも良いと思っています。大事なのは自分のキャリアを自律的に考えていくことなので、今後に繋がるような会話ができればと考えていました。
明確に「ゴール」を設定できている人に対しては、
そのゴールと、そこに向けたキャリアプランに整合性がとれているかを一緒に確認していきました。
「そのゴールに到達するためには、果たしてそのプランが正しいだろうか?」
「もしかしたらこっちの選択肢の方がゴールに近いかもしれない」
「そのプランは良さそうだね」
私自身もその人の立場に立って、できる限りリアルに考えて対話をしていきました。
一方で、キャリアについて悩んでいる人に対しては、以下の2点を投げかけました。
「今の自分のことを把握できているか(何に興味があって、どういうことに喜びを感じるか)」
「目指したいと思える人はいるか(社内に限らず)」
キャリアについて悩んでいる人に、いきなり「キャリアを考えましょう」と言っても難しい話。まずは自分のことを見つめ直し、現在地をしっかり把握することが大事だと感じています。
ー面談で特に重視していることはありますか?
「ゴールや目標に対して、その人の考えを尊重する」ということです。
その人の目指すゴールや目標はその人自身が決めるべきことであり、「正解はその人」なので。
あくまで、「その目標を達成する為に何をするか」という点にフォーカスして会話をするようにしました。
あとは、基本的に「聞き」に徹することを意識しました。言語化すると次第に整理されていくのか、聞いていると「しっかり考えてるじゃん」と感じることも少なくなかったです。
ー自分の言葉にして話すことで、頭の中でぼんやり考えていたことが明確になっていったんですね!
ではここで、実際にキャリア面談を受けた社員の感想を紹介していきたいと思います!
①自分のキャリアについて悩んだ経験がありますか?
ー回答をしてくれた社員全員が「悩んだ経験がある」と回答。
読者の皆さんも、自分の将来やキャリアについて悩んだ経験がありますか?
私は学生時代、特に就活中に
「自分が本当にやりたいことって何だろう?」と
悩んでいました。
色々な業界や職種がある中で、自分に合った企業を見つけ出すのは難しい・・・。
悩みながら就活を始め、就活を始めてからも悩み続け、常に不安な気持ちでいっぱいでした。
そんな就活を乗り越え、
ここだと思って就職した先で感じたのは、
「将来どうするの?私のキャリア、このままで大丈夫?」という不安。
そこから私はセカンドラボへ転職しました。
私の話はともかく・・・
社会人になってからも将来への不安が完全になくなることはなく、働く以上、キャリアについての悩みはずっとついて回ります。
そんな私と同じようにキャリアについて悩む社員に
どんな変化があったのか、回答を紹介していきます!
②キャリア面談を経てどんな変化がありましたか?
A.「キャリアについて考えるようになった」
ー今回の面談が、「将来自分がどうなりたいか」という目標を考えるきっかけとなったようです。
自分の興味がどこに向いているかを考えることは、キャリアについて考えるうえでの第一歩となりそうです!
A.「なりたい姿を見つけるために動き始めた。」
ー面談を通して自分の将来やキャリアについて前向きな気持ちになり、日々の仕事への取り組み方が変わった社員もいたようです。
A. 「目標に対してなにをすべきかが明確になった」
ーすでに目標が定まっている社員も、面談を経てやるべきことがより明確になり、目標へ向けて具体的に取り組むことができるようになったようです!
A.「ワークライフバランスについて考えるようになった」
ー面談がワークライフバランスについて考えるきっかけとなったんですね!
キャリア開発シートでは、仕事だけでなく、プライベートのビジョンについてもそれぞれが考えました。
仕事とプライベート、両方をより充実させるために自分が大事にすべきことは何かを考えるきっかけになったようです!
いかがでしたでしょうか?
それぞれの社員が異なるビジョン、悩みを抱えた状態で今回の面談に臨んだようですが、
面談で話をすることでそれぞれが自分の課題に向き合い、前に進み始めています!
さてここで、森さんへの質問に戻りたいと思います。
社員は今回のキャリア面談について、かなり前向きに捉えているようですね!
ーキャリア面談を経て浮き彫りになった、組織開発的な面での「セカンドラボの強み・弱み」があればそれぞれ教えてください。
セカンドラボの強みは、「好奇心(やってみたいという気持ち)旺盛な人が多い」ことかと感じました。
これは採用時に重視している点でもあります。一つの業務に専念することも大事ですが、セカンドラボでは複数の領域にまたがって業務を担当することが多いので、「いろいろなことにチャレンジしてみたい」という人の想いは大切にしたいなと考えています。
一方で、弱みとしては、その好奇心に対してどうアクションを起こしたら良いか、まだ掴み切れていない人が少なくないということです。
やはり、行動に移すからこそ見えてくる景色があり、そこから物事が回りだすこともあるので、思うだけでなく行動に移せるようになってもらえたらと思います。
行動に移すためには社員一人ひとりの意識が大切になりますが、会社としてもしっかりサポートしていきたいなと思います。
それにともない、会社として、社員の「やってみたい」という気持ちに応えられるだけの「キャリアの選択肢を増やしていくこと」も必要だと考えています。
会社がより多くの選択肢を提供し、それに対して社員のみなさんが「どの選択肢を選ぶべきか」自律的に考え選択する。
そんな状態を目標にして、社員も会社も共に成長していきたいですね。
ー会社からのサポートとして具体的に考えていることはありますか。
まずは、社員が「実現したいこと」を知るのが第一歩かなと。そのうちの一つがキャリア面談です。
次に、その「実現したいこと」を形にする機会を会社として提供することです。
社員一人ひとりがキャリアを考えていく上で、「どのポジションを目指したいのか」「どんな分野で仕事をしたいのか」を考えることになると思います。
ただ、そんな社員の要望を叶えるためには、今以上にポジションや部門を増やしていく必要があります。
そのため、事業開発にも積極的に取り組み、ポジションや部門を増やすことで、
社員が「実現したいこと」を形にする機会を会社として提供できればと考えています。
またその中で、社員個人の目標と、会社として求めていることのミスマッチが起きないようすり合わせをしていくことも必要だと考えています。
ー社員のキャリアを促進するためにやってみたいことがあれば教えてください。
他社の事例ですが、「公募制」はやってみたいなと思っています。
各プロジェクトで必要人数の提示をし、社内で応募者を募り、もし競合したらコンペを実施。
選考に通った人をプロジェクトに採用するというものです。
コンペの形式は面接や成果物等、必要に応じて変えてもいいかなと。
フェアな制度ですし、意欲+能力スキルがある人を募れるという点で、プロジェクトとしても会社としても、プラスになるのではないかと感じています。
ー社員にとっても自分の力を試すチャンスになりそうですね。
キャリア面談についてはこれからも定期的に開催される予定ですか?
人によって頻度は変えていきますが、実施していきたいと思っています。
社員の人達にはそれぞれキャリアを考えるうえでの宿題を出しているので、それをベースに話していきたいですね。
あとは、その人たちが持っているスキル、能力をより詳しく把握していきたいです。
ー今回は全社員対象でキャリア面談を実施されたかと思いますが、今後新しく入社される方たちへの実施も考えていますか。
考えています。形式としては、入社から1〜3ヶ月の社員を対象にライトな面談を行うことを検討中です。
人事チームは事業部とは異なり、立場的に「利害関係があまりない点」が良いと思っています。日々の業務は直接上長に相談してもらうのが良いですが、人事チームでないと拾い上げることができない声は、どんどん聞いていきたいと思っています。
ー最後に社員、これからセカンドラボへの入社を考えている方へメッセージをお願いします!
現代は、自分で物事を考えて生きていかなくてはならない時代になっています。
だからこそみなさんには、自分のキャリアに必要な知識やスキルを習得するためのアクションを自ら起こせるような人になってほしいと思っています。
会社としても、みなさんがキャリアを考えるためのサポートや、目標を実現に近づけるためのサポートを積極的に実施していきますので、一緒に成長できるよう頑張りましょう!
■まとめ
今回は、セカンドラボで生まれた新たな制度についてご紹介しました。
今後、さらに新たな制度も生まれそうな予感。
あなたの意見やアイデアもリアルタイムで形になるかも。
こちらの記事を読んでセカンドラボで挑戦してみたいと思った方、ぜひお待ちしております!