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メーカー営業は未経験の40代でも転職できる!目指せる5つの理由とは
セカンドゴングのセキグチです。
近年の転職市況は、多くの有識者が、「売り手市場(=求職者が転職しやすい)」であると見解を示しています。
しかしながら40代の転職シーンでは、まだまだ苦戦している方も多いのではないでしょうか。
企業によっては、年齢を理由に選考を断る事例もあるため、
年齢が上がるほど、転職自体も難しくなってしまう
このような現状があるのです。
40代の転職者における最大の強みとは、年月とともに積み重ねてきた、経験と知識ではないでしょうか。
今回お話しする「メーカー営業」への転職は、以下のような理由から、40代の方におすすめできる職種のひとつです。
・業界・職種を問わずに、これまでの経験を活かすことができる
・40代という年齢を武器にすることができる
この記事では、40代の転職先としてメーカー営業を選ぶべき理由を、5つの観点からご紹介します。
これまでの経験を活かしつつ、異業種へチャレンジしたいと考える方なら、ひとつの候補として参考になるはずなので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
メーカー営業とはどんな仕事なのか?
そもそも「メーカー」とは、自社で何らかの製品を作りだして、その製品を販売することで利益を上げる企業を指しています。
自社で生み出した製品を、取引先である卸問屋や小売店に売り込んで、消費者の手に届くような流れを作り出すことが、「メーカー営業」の仕事です。
■「メーカー」の種類は多岐にわたる
私たちが身に着けているカバンや洋服、身近にあるスマホやテレビなどの電化製品、道路を走る車や自転車など…
世の中に溢れるすべての製品には、必ず生みの親であるメーカー企業が存在しています。
また、製品を作るためには細かい部品やパーツが必要であり、その部品やパーツを生み出しているのもメーカー企業です。
つまり、あらゆるモノづくりには、メーカーの存在が欠かせないのです。
それだけに、メーカーといってもその種類はきわめて多岐にわたりますし、取引先や事業規模、クライアントなども、業界や事業によって異なります。
■メーカー営業の仕事内容とは?
メーカー営業の仕事は、大きく分けると2つに分類することができます。
どちらの分類に当てはまるかによって、
・ルート営業
・新規開拓
・企画営業
上記のように、企業ごとに呼び方はさまざまです。
《既存の取引先へのアプローチ(既存ルート営業)》
すでに取引がある企業や卸売店、小売店などが営業先となります。自社の製品を売り込み、取り扱いの交渉などを行うことで、会社の利益を長期的に確保していく役割です。
《新たな取引先の開拓(新規開拓営業)》
これまで自社製品の取り扱いがない企業などが営業先です。新たに自社製品を売り込んで、取り扱ってくれる販売チャネルを開拓していきます。
■メーカー営業の仕事はきつい?
会社に売り上げをもたらす営業職として、
売上目標に対する達成ノルマ
上記は、どうしても避けられないの存在です。
なかには、こういったノルマを難しいと感じる人もいるでしょう。
しかしメーカー営業が、未経験者にとって難しい職種であるかといえば、一概にそうとは言い切れません。
メーカー営業とは、自社の仲間が作った製品を、クライアントに提案・紹介していくポジションです。
開発者の想いを直接知り、時には自らが製品を体験してから、営業の現場へ向かうわけですから、自信をもってプロダクトが提案できるはずです。
■どんな人がメーカー営業に向いているのか?
メーカー営業にとって重要なのは、クライアント企業の担当者から信頼を勝ち取ることです。
そのため、企業との折衝経験(BtoBの経験)がある場合は高く評価されます。
営業が未経験という人でも、対人コミュニケーションを大切にする方であれば、素質は十分あるといえるでしょう。
営業としての成果を追い求め、いちど決めた目標を達成するために、積極的な姿勢で仕事に取り組める人なら、この上ない活躍が見込めるはずです。
■クライアントに寄り添うやりがい
メーカー営業とは、クライアント企業にとってもっとも身近な存在です。
クライアントの要望を的確にヒアリングして、社内に伝えていくポジションであり、時には顧客から、オーダーメイドの依頼を受けることもあるでしょう。
希望通りの製品を納品した際には、クライアントの信頼度も高まります。
顧客が求めるものに対して寄り添い、架け橋となることで、クライアントからも会社からも求められる存在となれるのが、メーカー営業という仕事のだいご味です。
企業同士の中継役となれる部分も、この仕事における大きなやりがいの一つといえます。
40代の未経験者がメーカー営業に挑戦しやすい理由
メーカー営業への転職は、転職者の年齢が高いほうが、有利になる可能性がある職種です。
ここからは、40代の未経験者がメーカー営業に挑戦しやすい理由をご紹介します。
■業界を問わず求人数が多い
先述したとおり、世の中のありとあらゆるモノづくりを担っているのが、メーカー企業という存在です。
たとえばスマホひとつを取ってみても、
・液晶画面をつくる企業
・タッチセンサーをつくる企業
・内部の部品をつくる企業
・充電ケーブル・ケースなどのアクセサリをつくる企業など…
上記のように、さまざまな部品やその各工程で、メーカー企業が存在しています。
そしてそれぞれの製品を売り込むためには、営業社員が必要となるため、メーカー営業の求人が必然的に多くなるのです。
■これまでの社会人経験が活かしやすい
メーカー企業はあらゆる業界に存在しています。
そのため、転職者がこれまでにつちかってきた経験を、メーカー営業としても活かせる可能性があるのです。
転職先のメーカー企業が、これまでの仕事と関連する業界であれば、持っている業界知識を活用することができるでしょう。
40代ともなれば、社会で広く仕事をこなしてきた経験があるはずです。
「どんな製品がどんな場所で必要になるのか?」
「いつ頃の時期に、どんな製品の需要が増加するのか?」
上記のような視点において、これまでの知見を活かしたアプローチが可能となるでしょう。
■年齢が信用に繋がりやすい
40代は一般的に、安定した印象を与えやすい年代といえるでしょう。
顧客企業の担当者と接する際に、年代ならではの安定した印象が、功を奏すことがあります。
同じ仕事でも、若手の担当者が対応するよりも、経験を積んで年齢を重ねた人が対応する方が、
貫禄もあるし、信頼できそうだ
上記のように、好印象を与えやすいといえるでしょう。
若さが有利になりがちな転職市場とは異なって、落ち着いた雰囲気を評価する傾向にあるのが、メーカー営業の大きな特色でもあるのです。
■前職までのコネクションが活かせる
40代の転職者なら、
これまでの人脈やコネクションがある
こういった方も多いかもしれません。
メーカー営業とは、こうした過去の繋がりを、大いに活かせる職種でもあります。
これまでの仕事の関係者へ提案を行って、そのまま新規顧客になってもらえる場合もあるでしょう。
また、馴染みのある企業から相談を受けて、受注に繋がるケースもあるかもしれません。
これまで築いてきた関係性を、そのままメーカー営業のチャンスに結びつけられるのです。
営業未経験からの挑戦でも、これまでの社会人生活で積み重ねた努力を、十分に活かすことができます。
■自分の能力次第でキャリアアップしやすい
営業職の魅力といえば、成果を上げた分だけ、給与・昇格等といった評価を受けやすい部分でしょう。
メーカー営業では、これまでつちかってきた経験を、アドバンテージとして活かすことができます。
したがって、若手よりも40代の方が、大きなチャンスを掴める可能性は高いのです。
現職では物足りない待遇を、もう一段階高めたい
こういった考えを持つミドル層の方にも、挑戦しやすい職種といえるでしょう。
まとめ:メーカー営業なら、未経験でも40代の強みを活かせます
今回は、40代の転職先としてメーカー営業を選ぶべき理由を、5つの観点からご紹介しました。
40代の方がメーカー営業に転職すると、これまで長くつちかった社会人経験を強みとして、最大限に実力を発揮できる可能性があります。
ミドル層が有利になりにくい転職市場にあって、年齢をアドバンテージとして躍進しやすいのが、「メーカー営業」という職種です。
この記事を参考にして、ぜひ検討してみてください。
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