小さいノートでざわつく心を落ち着かせる方法
ここのところ、仕事にプライベートに忙しく、noteの更新ができていませんでした。久しぶりの投稿です!
日々の生活や仕事で、ストレスや不安を感じる時期は誰にでもあると思います。この数か月の私がそうでした。
そんな時、頼りになったのがA6版の小さいノートでした。
どこでも手に入る、小さくて手軽なこのノートが、どのように心を整え、冷静さを取り戻す手助けをしてくれるのかについて、書きたいと思います。
1. A6ノートが心を落ち着かせる理由
「書く」ことで感情が落ち着いてくる
手を動かして書く作業をすることで、頭の中のもやもやが具体化され、心がスッキリしてきます。
自分の悩みを客観的、冷静に見るための第一歩です。
携帯性がもたらす安心感がある
常に持ち歩けるA6ノートがあることで、ストレスを感じた瞬間にいつでもどこでもすぐ書ける「逃げ場」ができます。
オフィス、電車の中、カフェ、散歩中、部屋で寝っ転がりながら書き込めます。
ノートは数冊ストックして持ち歩き、なくなったらコンビニで買えます。
ノイズや誘惑が少ない
携帯性ならスマホがあるじゃないか、と思われると思います。ただ、疲れがたまっていると、スマホでSNSや動画等をだらだら見がちになってしまいます。
その点、ノートはノイズや誘惑に邪魔されることがありません。
シンプルに思考を整理できる
各ページにタイトルをつけることで、自分が何を考え、悩んでいるのかをテーマごとに整理できます。
A6ノートはスペースが小さいので、どんどんページを新しくして書き込めます。これで思考が整理できるならば、ノートを節約しなきゃ、もったいない。という感覚はあまり出てきません。タイトルだけでも気になりません。
視覚的に整理できる
重要な内容を赤ペン等で印をつけることで、後から見返した際にすぐに重要箇所が分かります。
関係するキーワードをつなげたり、あとから見返した時の気づきも自由に追記できます。
2. A6ノートを使った心を落ち着かせる具体的な方法
1ページ1タイトルでテーマを設定する
ノートの1ページの冒頭部分に1つ、考えていることや悩みを表すタイトルをつけます。タイトルを決めることで、そのページはその内容に集中しやすくなります。
例:
「今何を悩んでいるのか」
「〇〇会議までに準備すること」
「〇〇のトラブルについて、自分がやるべきこと」
あと、タイトルに加えて日付も書いておくと、後で振り返るときに便利です。
感情を書き出す
タイトルに沿って、自分の感情をそのままノートに書き出します。誰にも見られることはないので、遠慮せず正直に書きます。
書き方の例:
今感じていることを単語や短文(過剰書き)で記録
例: 「イライラする」「仕事がうまくいかない」「疲れた」
感情の原因を掘り下げる
例: 「なぜイライラしているのか? → 納期に追われているから→簡単にやるべきことが終わっていないから・・・」
→ 重要な気づきには赤ペンで丸を付け、振り返りやすくします。
感謝のリストを書く
ストレスがたまっているときは、他人にも厳しくなりがちなので、ポジティブな視点を取り戻すのが効果的です。
そのために、感謝していることを箇条書きにします。
例:
家族が元気でいること
事故なく無事一日が終わったこと
〇〇で美味しいランチを食べたこと
同僚が仕事を助けてくれたこと
→ 「特に感謝すべきこと」と思う項目には赤ペンで囲み、振り返りの際にすぐ見つけられるようにします。
問題を分解してみる
頭の中で漠然と感じているストレスや問題を、ノートに箇条書きで分解します。問題を「小さく」することで、取り組むべきことが明確になります。
例:
問題: 納期が厳しい
→ 分解:
作業の優先度を整理
納期を守れない場合の最悪の事態は何か
チームに協力を依頼
自分の作業を一部減らす方法
→ 解決すべきポイントを赤で囲むことで、優先順位を明確化します。
小さな「行動」を書き出す
不安やストレスを減らすには、小さな行動を明確にすることが重要です。「次に何をするか」をノートに書き、すぐに実行します。
例:
提案書の目次だけ作って共有しておく
15分だけ昼寝してリフレッシュする
チームや関係者に状況を簡単に共有しておく
同僚に〇〇の件の感謝のチャットを送る
〇〇で軽く飲む時間を作り、気持ちをリセットする
→ すぐ実行できる行動には赤ペンで下線を引き、アクションを促進します。
エッセンスを週末にクラウドへアップする
ノートに書いた内容は定期的にデジタル化し、どこでも参照できる状態を作ると便利です。特に赤ペンで囲んだ内容だけでも入れておくことで、自分だけのソリューション・データベースが出来上がります。
3. おわりに
A6ノートは、小さなサイズながら心の整理に大きな力を発揮します。「1ページ1タイトル」でテーマを明確化し、「赤ペン」を活用することで視覚的に重要な情報を整理できます。
最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください。