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謙虚に,人前に立つ


模擬授業 というのがあります。僕は教育に関わることをしており,たまに仲間を前に授業をしているのですが,人前に立って何かやるって,とっても難しい。

オリンピックには魔物が居るというし,有名な歌手の方であっても緊張していつもどおりいかないことがあると聞きます。

「そりゃ生身の人間だもの!」

「授業がライブだからだよ。聞いてる人と一緒にみんなでつくりあげてるから,いつもどおりいかないだけだよ(^o^)」

冷静に考えると,僕でもそんな言葉を思いつくことが出来るのですが。


でも,同じ授業とはいえ,学習塾の場合は先生が隣の場合があるじゃないですか。個別塾とか。

あと,ピアノのレッスンも,同じピアノを使って,横に座って習っていましたし。

そういうことを思い出したときに,「生徒に対して先生は偉いわけではないよな」と思うのです。

30人(1人~40人の間で教室内の人数に違いはあると思います)のみんなと学ぶときに,みんなに前を向いてもらって,先生が授業を引っ張っていかなければ・・・・・・という,認識自体がおかしな可能性もある。先生だけが生徒と違う立場って思うのもおかしい気がする。人類皆仲間。


人前に立つにも,偉いんじゃ無くて,謙虚にいたいなあと思ったとき,生徒が求める先生になろうと思った。

どんな先生?授業が面白くできる人が良いな。知識が豊富。喋り達者。・・・で,いいのかなあ。

そもそも,教科で好き嫌い,得手不得手も差のあるもの。自分だけの感覚では分からないものなのか。

僕はあんまり,人前に立ちたくない。人前に立つと捉えないというのは1つの策みたいだし,人前にいてもおかしくないくらい知識がダダ漏れする人間になるのもひとつのようだ。どういう策をかまそうかな。じんわり背中を支えられる先生が一番いいけど,背中を見せることも大切に感じるなあ。


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