CEC滋賀vol.2を振り返る~会の表とか裏とか~
雑談
一生続く咳。鼻水により無味無臭の刑に処される。そんなここ数週間です。激動の10月を終え、ようやくひと段落~とか思う余裕も無く、11月は外周りの活動が多くて相変わらずてんやわんや。そんな今日は我が子が生まれてから初めて妻が一日不在の日。この1日をいかに無事に乗り越えるかがこの11月の最大のミッション。今はスヤスヤ寝ているのですが…あっ!起きそう…!
CEC滋賀vol.2の準備~会場編~
11月16日(土)にCEC滋賀vol.2を開催しました。今回はなんと告知わずか2週間でほぼ満席になるというところからスタートしました。実はこの企画、夏休みから入念に準備をしてきました。会場探しでは何度もスタッフとzoomをして、滋賀県中から候補を出し合いました。ここに一番こだわったんじゃないかなって思います。参加者の方が思わず行きたくなる、そんな場所を選びました。ちょうどお盆が終わったぐらいのタイミングに運営スタッフの方と会場の下見に行ったところ、素敵な場所で、即決しました。
CEC滋賀vol.2の中身~実践発表編~
内容については、CEC滋賀としてのデフォルトが出来上がっていたこともあり、授業実践とワークショップの二本立てでいきました。授業実践では3人の先生方から発表をしていただきました。どれも教科の文脈でかなり具体に落とし込んで話していただきました。僕の大学からのツーツーの仲である松井先生は「CECで発表せなあかんから、実践をまとめた」ということを話してくれていて、Canvaを使う最初の入り口としていいな~って思いました。結局Canvaを使うことで教師がやりたいことが可能になる。そこに教科の学びを繋げていくことが教師の役目。今回実践発表してくださった先生方の真似する、というよりかは、そこからインスピレーションを受けて、各々がこれまで積み上げてきた教育実践とシナジーを起こせたら強いなって思うんです。
CEC滋賀vol.2の中身~ワークショップ編~
今回はワークショップ3本しました。動画づくり、生成AI,そして相互参照を活用した模擬授業。どれも学校というフィールドで生かせるものだったんじゃないかなって思います。動画づくりは僕が担当しました。いつの間にか学校の先生って動画づくりのスキルが必要になっていますよね。どこにも書いてないし、誰にも言われていないのに…笑そんな少し特殊なスキルをCanvaでクリアしていきましょうという文脈で行いました。結果的にかなり好評だったみたいです。これって、ワークショップの中身が云々というよりかは、ニーズにマッチしていたんですよね。案の定、動画づくりに苦手意識を持っておられる先生方が結構いて、Canvaのたった少しだけの機能を使うことでできることに気づけたっていうことが本当によかった。
小多先生の生成AIワークショップは、開催日前日の夜にお願いしたにも関わらずあのクオリティを出してくるのはさすが。当日も盛り上がっていたし、「こういう場面で使えるよな」って話をされていたのを聞いて、あ、しっかり学校に持って帰っていってもらえそうだなって感じましたね。
最後は笹原先生。安定感抜群。もうワークショップというよりかは、授業でした。一つの授業の中のどのタイミングでCanvaを入れ込むか、そんなことも学べるワークショップだったように思います。笹原先生は僕にCanvaのイロハを教えていただいた先生なのですが、本当に圧巻。さすがでした。
その他のこだわり
参加者の方に大好評だったのがすスターバックスのコーヒーのポットサービス。「ええ!こんなのあるの!?めっちゃいいやん!」という声多数!コーヒー飲みながら学べる空間ってほんまに素敵やなって思ったんですね。あと、知り合いの地元のお菓子屋さんから美味しいお菓子を提供していただきました。これも大好評!地域にも少しは貢献できたのかなって思ったり。夏休みに石川のCanvassadorの越中谷さんと話をしていたのですが、CECを地域貢献という文脈でのデザインってめっちゃ素敵やなって思って。滋賀もそ少しずつそうしたことをできるといいなって思いました。
Canvaは全然関係ないけど
今回、初めてアイスブレイクを入れたんですよ。松井先生が担当してくださったんですけど、ITOっていうやつ。EDUBASEで知り、そこからどハマりしてるゲームです。これを最初にやったんですけど、1番の盛り上がりでした。このゲームで2時間過ごせちゃうくらい。このゲームのせいで時間が押したのは内緒。でも、こうした時間を滋賀県の先生たちが共有できるって言うのが素敵だなって思いました。松井先生ありがとう。
参加者の方の振り返りの声(一部ですが少しだけ)
「Canva初心者だったのですが、とても分かりやすく、めっっちゃ楽しかったです!!素材だけで、お手軽にできることが多すぎて驚きでした。早速子どもたちに使いたいことばかりでした。本当にありがとうございました!」
「普段、小学校の先生との絡みがないのでとても勉強になりました。小学校の教育は可能性に満ちていて、その力を少しでも高校の現場で発揮できればなと思っています。今日特に、動画編集が勉強になりました。担任をするとなぜか動画編集が必須になっている現状…私もすごく焦っていました。これで来年の保護者会・年度末のHRの解散が乗り切れそうです。あとcanvaのスライドがスマホで操作できるというのも初めて知りました。まだ校務では使い切れていないのですが、要所要所のイベント等で使っていけたらと思います。ありがとうございました。」
「めちゃめちゃ楽しかったです。キャンバの操作で、知りたかったこと、活用の仕方などが知れたことは何より、県内、市内の先生方との交流ができたことも良かったです!とにかく動画を年間に何本も作るので、これからキャンバを活用して、時短で内容の濃いものを作っていきたいです。運営のみなさんが、優しくて楽しい授業してはって、魅力的でした!」
「キャンバを実際に使ってみたり、話を聞いてみて、どのように扱えば授業や学級経営に活かすことができるか、知ることができた。便利な機能がたくさんあると言うことは知っており、使いたいとずっと思っていたが、どのように使えばいいのかのイメージが湧いていなかったため、今日は本当にためになった。」
他にもポジティブフィードバックをたくさんいただきました。本当にありがとうございました。
楽しいとか難しいとか
楽しかったんですね。総じて。準備から当日終えるまで。そりゃドキドキとか不安も無かったわけではないですけど、それ以上に楽しかった。でも同時にこうした空間や場づくりを続けていくことの難しさも感じています。同じ内容では行く意味とかが持てなかったりする。けれども「次に行きたい」って思ってもらえるためには内容もそうだし、場の雰囲気とか、空間のデザインとか。少しずつわかりつつあるけど、まだまだだなって思うことも。でも、できる限りは続けていきたなって思いました。
最後に
僕自身がお世話になっているオンラインサロン、「EDUBASE」があります。ここでは、手を挙げたら実践発表ができる場があります。僕個人はこの場でかなり鍛えられました。人の前で実践を話す場数を踏めば踏むほどそのやり方、度胸、そして力がつきます。だから僕はこのCEC滋賀もそうした場にできたらなって思っています。今回も新たに運営をしたいと手を挙げていただいたり、実践発表をしたいと言ってくださったりした先生方がいました。こうしたご縁を少しずつ紡いで紡いでやっていけたらなって思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。あっ!娘が泣いている…!