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随筆

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#母

和ナチュラル自室に、形見の家具を

以前の自室の写真とともに「和ナチュラルが落ち着く」と書いたのが去年の12月だった。 それからこのページを書いて、後で写真も撮ろうと思ってたらすっかり忘れて、下書きに埋もれていた。 自室の記事で、後日書きますと書いた家具というのは、亡き母の形見の鏡台(きょうだい)である。 視力瀕死の私はメイクやスキンケアを絶対に鏡の近い洗面所でしたいので、生まれてこのかたドレッサーが欲しいと思ったことはない。 加えて、極力家具を置きたくないのに、気に入っているのが、この鏡台だ。 これは、母

こどものころの些細な記憶の甘さ

今は、やりませんか? 5月が近づいてきてご近所でもツツジの花を見かけるようになると、きまって思い出す。 子供の頃に花を摘んで雄しべ雌しべを取り去り、根元のところをいくつか束にして、蜜をすう遊び。 そしてそれを不用意に人に話すと「えっ?!」とドン引きされる。 自分では子供あるあるだと思っているので、びっくりされると恥ずかしい。 人の家の花を摘んじゃいけないよという観点から「やんちゃだった?」と急に見る目を変えられる事もあるから、話す人は選ばなきゃいけない。 昔は誰の所有物でも

ヤンキーと私と、時々、母。

最近は「2世代コンテンツ」というものがあるらしい。文字通り親子で会話が弾むコンテンツの事だ。 「ヤンキー」が過去の言葉となった令和で、東京卍リベンジャーズがこれにあたるそうだ。映画だけ観たけど面白いもんね。 映画しか知らないけどビーバップハイスクールの音頭が好きだった。 ヤンキーものが流行るのはきっと、そうでない人口の方がはるかに多いからだろう。人は知らない文化に興味を持つ。 ということで(?)今日はヤンキーの話です。 地元の中学校という面白み 「地元の中学校」っていうの