還暦は60年で一巡。でも、なぜ60年?
https://note.com/24meguru/n/n713c8afb3d49
この記事を書いた後、ふと疑問に思いました。
「なぜ還暦は60年で一巡するのだろう?干支は12種類だから12年で一巡じゃないの?」というシンプルな疑問です。
私は、12年で一巡すると思っていたので、改めて調べてみることにしました。
調べた結果、干支が60年で一巡する理由には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」という2つの要素が関わっていることがわかりました。
干支の構成:「十干」と「十二支」
まず、干支(えと)は「十干」と「十二支」という2つの要素で成り立っています。
十干(じっかん):甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)の10種類です。
十二支(じゅうにし):子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)の12種類です。
この2つを順番に組み合わせることで干支が決まり、合計で60通りの組み合わせができます。
60年で一巡する理由
干支の最初の組み合わせは「甲子(きのえね)」です。次に「乙丑(きのとうし)」、その次は「丙寅(ひのえとら)」というふうに、十干と十二支が1つずつ進んでいきます。
十干は10種類しかないので、十干が一巡するのに10年かかります。
十二支は12種類あり、十二支が一巡するのに12年かかります。
しかし、この2つを同時に組み合わせて進めていくと、どちらも同時に最初の「甲子(きのえね)」に戻るのは60回目になります。したがって、60年で一巡するという仕組みです。
還暦とは「生まれた干支に戻る」こと
「還暦」の「還」は「戻る」という意味であり、60年で干支が一巡して、生まれた年の干支に戻ることを指します。例えば、あなたが「甲子」の年に生まれた場合、60年後に再び「甲子」の年が巡ってきます。これが還暦で、特別な節目として祝われるのです。
韓国のお寺に行った時、大きな石像が12体ならんで、自分の干支の前で写真撮影したものです。
干支は古代中国から生まれ、日本だけではなく、中国、韓国、ベトナム、タイなんかも若干の違いはあるものの共通しているそうです。
最後に
還暦のお祝いが60歳なのは、干支が60年で一巡し、生まれた干支に戻るからなんですね。この「一巡」という概念には、長寿を祝うとともに、再び新たなサイクルが始まるという意味合いも込められているように感じます。
この疑問を持ったおかげで、還暦や干支の奥深さを改めて学ぶことができました。干支や暦にまつわる知識は私たちの生活に深く根付いていて、こうした伝統を知ると、自分のルーツや歴史とのつながりも感じられますね。
私は一体なんだろうと思い、調べましたら「壬子」(みずのえね)でした。
当然、親兄弟、子孫などに同じ人はいませんね。
私の60歳上は中々探せないでしょう。
私が60歳になる年に生まれる子たちが同じ巡りの子ですね。
改めて、巡ってるんだな。と神秘的に感じてます。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。