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なかなかお風呂に入らせてくれない推し


予定通りに物事が進まなくても、密度が濃いと幸福度は高い。そう気づかせてくれた出来事があった。

先日の「CDTV ライブ!ライブ!」にJO1が出演。JO1は私の推しであり、noteでも時折登場している。

↑もしご興味があれば、こちらからお願いします🙇

リアルタイムでは観ておらず、録画したものを観てからお風呂に入ろうと思っていた。

発売予定のシングル曲のパフォーマンスと、別企画で一部メンバーによるダンスパフォーマンス。どちらを合わせても10分くらいだろうと予想し、お風呂やその後の予定をざっと考えていた私。

ところが、実際にお風呂入るまでには1時間以上かかってしまった。

歌番組には、私の楽しみでもある”ワイプ”があることを想定していなかったのだ。というより、”ワイプ”による推しの供給量が想像を超えていたものだったという方が正しいのかもしれない。

歌番組のワイプに映る推しを見るのが好きな理由は、2つある。

1つ目は、パフォーマンスとのギャップを観るのが楽しいから。
アーティストによっては、ワイプでもパフォーマンスでもさほどギャップがないということもあるかもしれない。ただ、JO1に限らず私の推す人たちは、ここにギャップが見られることが多い。少年のような姿や、メンバーたちとリアクションしたりしている素の様子が見られて楽しい。

2つ目は、新たな一面を知れたり、自分との共通点が発見できて嬉しいから。
自分たちの歌じゃないのを口ずさんでいたり、王道ラブソングを口ずさんでいたり、「推しこの歌知ってるんだ!やっぱ世代一緒じゃん!」と思えるような懐メロを口ずさんでいたり。1番嬉しいのは、自分の他界隈の推しの曲を口ずさんでいる時で「推しと好きなものが一緒!好きな人が好きな人の歌を歌ってる!」と1番興奮する。

という理由もあって、ワイプは普段から観るようにしてはいる。しかし、飛ばしなながらや、さらっと流してあとは時間があるときに(と思いながら結局見ないことも)と後に回したり、SNSで話題になっているときだけ見返したりなど、全部に注目はしていないことも多い。

今回も、元々はサッと見てお風呂に入る予定だったため、飛ばしながら見る予定だった。

ところがどっこい、初っ端からワイプで目立つ推したち。(主に推しメンバーの木全翔也)

「かっ・・・・・・・・・かわいい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」


一瞬でテレビに釘付けになった。JO1が、木全が私の視線を逃がそうとしない。こうなってしまった私はもう自制が効かない。

もちろん、前述したような「この歌知ってるんだ!」や「ラブソング口ずさんでる…」「推しの曲を推しが歌ってる!」の喜びは今回も健在。

ただ、それを何倍も上回るワイプでの供給量。
流れている歌を口ずさむ程度ではない、全力で歌うのである。しかもカメラ目線で。
全力でカメラ目線で歌っているだけにとどまらず、踊り出す。さらに座って踊るだけにとどまらず立って踊りだす。アニソンが流れたら、アニメのポーズしながら歌っている。メンバーと連携しだす。(カメラマンさん大変そう)

木全翔也に関しては、とんでもないワイプの分量をかっ攫っており「この人全曲知ってるんか?」と思うほどであった。あらゆるジャンルの曲を歌って踊って楽しそうにしている姿。彼のことが好きな理由の1つは、少年のような無邪気な可愛さなのだが、それを全面に感じられる時間でますます愛おしくなった。

1つ1つ解説していきたいところではあるが、著作権の関係もあるため断念する。お時間ある方は、見逃し配信をやっているのでぜひ観てください。


パフォーマンスもとっても良かったので、語りたい気持ちは山々である。ただ、話すと長くなる上に、今回のテーマは想定外のワイプに関することのため割愛。


そんなこんなで想定外のワイプの供給により、当初の予定時間より大きく上回った番組視聴に。

私は計画通りに物事が進まないと、モヤモヤしたり自分を責める傾向がある。そしてそのまま、もういいやと投げ出して計画倒れすることも多い。その結果、そもそも予定が狂うことを恐れてしまうようになっていた。

しかし今回は、幸せな気持ちで満たされ、充実していた時間と心から感じていたため全く気にならなかった。むしろ、その前向きな気持ちのまま、予定が狂った分取り返すぞという気持ちになれた。

たとえ予定が狂ってしまったとしても、全力で物事に取り組めていたり、充実していたと感じられる時間なのであれば、幸福度は高いのだと気づくことができた。もちろん、優先順位はしっかり考えて行動するべきではあるが。

そんな自分に気づきを与えてくれた推しに感謝。

推しは偉大。







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