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読書記録「『紙1枚!』読書法 / 浅田すぐる」

初めて読書本を手にとりました。実用書を読むようになって、気になっていたこと。
本当に、自分の身になってるか?

本書を見つけて『紙1枚』で身になるなんて楽勝じゃん! と軽い気持ちで購入してしまいました。


「『紙1枚!』読書法」では、なぜ読書しても自分に残らないのか?
読書の強みとは? という読書そのものから、『紙1枚』でのまとめ方、メリット、そしてどう活かすかが紹介されています。

『紙1枚』に制約することで深く潜り、自分に落とし込むことができる。
本に書かれていることを、どうやって自分の動作へ落とし込むか?
本を自分の言葉へ言い換えること。

初めて『紙1枚』に挑戦したときには、普段しない深い思考を試みたので心地よい疲労感がありました。

「タイパ」という言葉がある時代、読書って面倒じゃね? とすらなりがちですがその「面倒」の過程こそ大事であると思い出させてくれます。
お手軽に手に入るものには、心が宿らない。

変わらずの積読状態ではありますが、「読書の仕方」が変わったように感じます。受動的に読んで分かって満足する読書が、能動的に読んで理解して満足する読書に。

自分の身になった、と言える1冊です。


「『紙1枚!』読書法」を読んで、以下のように自分の生活に加えました。

本の中で『紙1枚』はA4サイズが勧められています。

読書ノートを用意しました。見開きでA4になるよう、MIDORIのMDノート、A5サイズ。そして方眼。MIDORIのMDノートが好きなので、常にストックしています。

特に新書サイズがお気いりなので、慣れたら新書サイズへサイズダウンしたい……。習慣を続けるには保管方法も大切だと思う。
A5のノートは我が家の本棚に収まらんのです。

そして、この『紙1枚』読書法は応用が効く。
本の中でも、選書術や課題解決法が提示されています。
私はお気に入りの短歌の解釈や、コピーライター養成講座の講義を『紙1枚』にまとめて自分の血肉になるよう咀嚼しています。

まだ始めたばかりですが。
『紙1枚』にすっきりまとまると自分のことが「できるヤツ」っぽく思えちゃいます。自分への、肯定の気持ちがアップする。『紙1枚』を積み上げて、自分を信用していきたい。

【「紙1枚!」読書法】
著 者:浅田すぐる
出版社:‎SBクリエイティブ
発行年:2021年


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