自信より大事な「セルフコンパッション」

近年、自信よりも大事だと言われる概念があります。それは、「セルフコンパッション」と呼ばれるものです。一言でいうと、自分への思いやり。

アメリカの心理学者 クリスティーン・ネフ博士によって概念化されました。セルフコンパッションには重要な3つの側面があるそうです。

1)自分自身へのやさしさ
2)誰しも完ぺきではないことへの理解
3)ありのままに受け入れる

つまり、 「他者と同じように完璧ではない自分を思いやり、自分のいい部分、そして悪い部分それぞれをありのまま受け入れる」ということです。

「自分は他人よりも優れている」という自信ではなく、「自分は完璧な存在ではないけど、そんな自分でも大丈夫う!」というようなものです。人とくらえないという点が非常に大事ですね。

セルフコンパションを高める方法があります。一つは自分への語りかけを変えること。この点はこれまでの記事でも述べてきたことだと思います。

わかりやすいのは、アメリカ海軍特殊部隊のネイビーシールズ の例です。

ここから先は

600字
しなやかに生きるためのヒントについて新井清義が配信します。「GROWTH MIND LABO」は「読むだけ」で終わらせるのではなく、トレーニング/メンテナンスする場として捉えてほしいと思っています。

GROWTH MIND LABO

¥980 / 月 初月無料

変化が激しく予測不可能な時代を生き抜くためにはしなやかで強いマインドセットが不可欠になります。「GROWTH MIND LABO」ではしな…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?