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地元民みたいな顔で、ぶらっと歩く旅行先
プライベートでも仕事でも、それなりに旅行をすることの多い生活をしている自分ですが、なるべく荷物を持ちたくない、なんなら旅行先に暮らしているんじゃないかと思われるぐらい、手ぶらで歩きたい。旅行をするときは、そんな思いを持ちながら荷物を選んでいます。
スーツケース必須の旅行支度
突然、冒頭文に反するかのような見出しになりますが、実は持病があり、夜眠るときには機械装着が必須な自分。旅行ともなれば、それなりに重量のある機械を持ち歩く必要が出てきます。
一度リュックサックにしてみたのですが、あまりにも機械が重く、また容量的にもほとんど他のものが入らないという経験をしてしまったため、これはもうスーツケースじゃないと無理だな、という考えに行き着いたわけです。
このため、手ぶらを勧める記事でありながら、命をつなぐために必須の機械を持ち歩くためのスーツケースが自分の旅には欠かせない存在になるということも、書かねばならないポイントになります。
とはいえ、宿泊を伴うような旅であれば、着替えや髭剃りなど、荷物はどうしても必要なもの。必要最低限まで厳選するとはいえ、どうしても完全な手ぶらにはできないのです。
スーツケースは、こうした「最低限の荷物」も格納してくれるので、これからお伝えする手ぶら旅には必要な要素なのかもしれません。
リュックサックは手軽すぎる
荷物が少ないなら、リュックサックでなんとかなるんじゃないか、と思われるかもしれませんが、先に書いたとおり機械が重すぎ、容量も足りないことと加え、「手軽すぎる」こともネックになっています。
リュックサックは、当然ながら背負って持ち運ぶことを想定して作られたもの。なまじ持ち運びやすいからこそ、多少重くても持ち歩いてしまうのです。
数十分、一時間ぐらいならまだしも、慣れない土地を歩き、重い荷物を背負いっぱなしになると、疲れ方も違ってくるというもの。
こうなると、持ち歩けることが逆にマイナスに働いてしまうことになってしまいます。
スーツケースはコインロッカーへ
スーツケースは正直なところ、持ち歩くのはちょっと大変。キャスターはあるにしろ、でこぼこした道路を持ち歩くのは大変ですし、お店に入るのも人のじゃまになりそうです。
だから、もうスーツケースは預けてしまおうという考えに至りました。
こうすれば、歩き回っている間は大きな荷物もないし、駅から電車までぐらいならスーツケースを持ち歩くのもそこまで苦ではありません。
持ち歩きにくいからこそ、手放しやすくもなるというものです。
ポケットに最低限を詰めて
自分は、近所に出かけるときは、スマホと財布、カギぐらいしか持ち歩きません。
考えてみれば、旅行先でも近所でも、それほど必要な物が変わるわけではありませんから、スーツケースに着替えやらを詰め込んだ後に、スマホと財布とカギがあれば、旅行先でも変わらない動きができる、というものです。
スーツケースに着替えを入れて、コインロッカーに預けてカギだけをポケットに。スマホと財布も入れて、バッグなんて特に必要なし。旅行先に繰り出すのが自分の旅行スタイルなのです。
手ぶらでリュックもバッグも持たずに、ちょっとそこまで、みたいな顔で、ぶらぶらと旅行先を歩いてみるというのは、疲れもたまりにくいし気軽でいいものです。
自分は旅行先でもほとんど買い物をせず、写真撮影をすることがメインの楽しみ方ですから、エコバッグも持たずに歩いても、それほど気になりません。
喉が乾けば飲みきれるだけのサイズのペットボトルを買うし、歩き疲れたら喫茶店で一休みしてもいい。手ぶらのままで、まるで地元民のように旅行先を楽しむというのも、悪くないものだと思います。
重い荷物はロッカーに預けて、手ぶらでぶらっと歩く。そんな身軽さが、旅行先を楽しむことに集中できる時間を作り出してくれるように思います。