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35 公募戦線に復帰しがたい理由
現在の勤務校は、本来私のような三流研究者が就職できる大学ではない。時の運、科目適合性の高さ、年齢構成上の需要、雑用への強い期待などがあり、奇跡的に滑り込めた。つまり私は不相応な地位におり、これ以上の異動を考える必要がない「すごろく上がり」の状態にある。
色々と手を尽くしてみたが、現在のファカルティの同僚とうまくやることは諦めた。もう定年退職してくれるのを待つと決めた。主要な方々が辞めるまでに15
22 大学教員の労働条件
大学教員の求人に労働条件はほとんど記載されない。最近はおよその年収が提示されるようになったが、幅が広すぎて参考にならない。なにより知りたいのはコマ数と研究費だが、めったに情報がない。立命のように金額とコマ数を明示している大学はすばらしいと思う。
参考までに、私がこれまでどのように労働条件を通知されてきたかを記す。
ある大手私大 任期付きポスドクだが一応書いておく。労働条件通知書は着任前に郵送され