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大人になっても仲良しとの帰り際はさみしい?


私は毎月1回は必ず会ってご飯を食べる仲の元同僚がいる。
私は既に退職しているが、元同僚(Mさん)は現役で保育園の栄養士という立場である。
(mikoは7年とちょっと保育士してました。)

私とMさんは6年間一緒に仕事をした。
一度は別々の園に配属になったものの、園長の配慮などもあり、最後は再び同じ園で働くことができたという周囲も公認?の仲良しであり、相棒であるMさん。

私は保育士3年目前にして、同期3人は既に退職していたため、仕事上で気軽に飲みに行くような関係性となったのはMさんが初めてだった。

同じ職場で働いていた時は、2週間に1回は飲みに行っていたと思う。(笑)

私が退職してからも、勤務地がお互い近いこともあり、当日仕事終わりに急な誘いでご飯を食べに行く。これが不思議で、(今日、Mさん誘おう)と思うと、Mさんから連絡が入るなんてことは結構頻繁にある。逆もあるそうだ。


平日はだいたい3時間くらい、天下の『スシロー』に行くか、時たま町中華を食べに行く。
Mさんは大のお寿司好きなので、ほぼ毎月天下の『スシロー」に行っている。スシローの『当日予約』の連携プレーは阿吽の呼吸である。


そんなMさんとは、お互い休みの土曜日に飲みに行くことも増えた。
新しい場所を探して行ってみよう~というより、お決まりの場所が安定だという考えの2人だが、さすがに貴重な土曜日をお寿司だけで終わらせるわけにもいかず、土曜日に会うときは、浅草ホッピー通りのとあるお店によく飲みに行くことになっている。


14時くらいから、21時半頃まで飲酒して、最後は浅草の『スシロー』で締め、終電前に解散する。
これが私とMさんの土曜飲みのパターンだ。


約10時間くらい、2人で話す。
話題は仕事の話、恋愛の話、ネットフリックスの話など話題は尽きない。
私はオタク人間であるのに対してMさんはドラマやスポーツ好きの女の子。
学生時代はおそらく1軍女子グループにいたような、さっぱりした人である。
正反対であるからこそ、長い関係でいられるのだろうか?


先日もお決まりのごとく、浅草飲みが決行されたのだが、Mさんと会うのは少し久しぶりだった。めずらしくお互いの予定が会わない日が続き、約2か月ぶりくらいに会った。


その分お互いネタは豊富で、話し尽くしたとともに、その場の人間観察も捗り、時間はあっという間だった。


最後にスシローで「茶碗蒸しを食べよう」ということになったのだが、お寿司を見て食べないわけがない。
黄色3皿、赤皿2皿、茶わん蒸し。
見事にお互い同じ皿のものを同じ数食べていてミラクル。(笑)
私はそんなしょうもないところでも親近感が増してしまう女です。


お互い食欲はたっぷりあるものの、べろっべろになるまで飲むということはない。
健康的な飲み方をする。というか、Mさんはザルだ。


最後、浅草寺を通って、浅草駅まで行くのもお決まりなのだが、先日はMさんは彼氏の家に荷物を取りにいくというので、別々の方向だった。
帰り際、「ありがとう~またね~明日もふぁいと~」と、お別れした後に、ふと思う。


(楽しい時間はあっという間ってこのことだな~)


私は8月から、自分の感情と向き合うためにnoteでの掲載を諸々始めた。
そのせいもあってか、自分の沸き立つリアルな気持ちや感情をより客観的に見れるようになった。


私はMさんともっとお喋りしたかったんだな~🤔
お別れはさみしいのだな~


と、その時の自分の感情を認めてみた。
思い返してみれば、中学生の頃に、なかなか会えない友達と1日中たっぷり遊びつくして、帰り際に寂しくて泣いてしまったことがあった。
大人になってからはさすがに泣きはしないものの、友達と旅行に行った帰りや、仕事終わりに友達とご飯に行った帰りなど、(うーん、もっと話たいなぁ~)という気持ちになる。
決して、言葉に出して相手を引き止めたりはしないが、飲酒の有無に関係なくそんな気持ちになるのだ。

そして、Mさんとは最低でも毎月1回は会う仲であるのに、このような気持ちになるのだ。


これは私の性格なのかもしれないけれど、友達とのバイバイは未だにちょっぴりノスタルジックな気持ちになる。
同じ気持ちになる人はおりますか?
幼いという見方もあるかもしれないが、大人になっても友人は大好きなのである!(笑)だから、さみしくもなる。

私はこの別れ際にさみしいと感じる気持ちを何かで解消したりはせず大事にとっておき、また次会った時に存分に楽しもうと思っている。


短い時間でも、色濃~く楽しい時間を過ごしてくれる友人や同僚は宝だ~。



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