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【仕事術Vol.3】朝に「自分とのアポ」を入れる。

こんばんは。皆さん、本日もお疲れ様でした。


この世で一番しんどい仕事、それは「経験のない仕事」。
というわけで、経験のない仕事の進め方について、仕事の時系列に沿ってコツを紹介して参りました。

今回はその第三回。前回までのおさらいをしておくと、未知の仕事を任された時には、まず大枠を掴むことを最優先にしましょう。そして、大枠を掴む際には、マニュアルを参考にするのも悪くないですが、何よりも経験者を見つけ出し、弟子入りをしましょう。

さて、経験者から気になる情報を集め、なんとか大枠らしきものを掴めたあなた。次にやるべきことは何でしょうか。

それは、「自分とのアポ」を入れることです。


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「自分とのアポ」

仕事においてアポとは、他人と会う約束の事を指すのが普通でしょう。皆さんは、自分とのアポをとったことはあるでしょうか。

自分とのアポとは、勤務時間中のうち、自分のためだけに費やす時間を事前に決めておくことを指します。

自分とのアポ時間中は、同僚やお客様からどんな依頼をされても、今自分がするべき仕事を優先するようにしましょう。お客様と面談をしている最中に、夕方の会議資料をWordでカタカタ作っている人は誰もいませんよね。お客様とのアポの間は、目の前のお客様とのコミュニケーションを最優先に考えているはずです。それと同じように、自分とのアポの際は、よほどの緊急の事ではない限り邪魔者を一切排除するのです。

とはいえ、いつでも自分の都合で動けるほど、サラリーマンは甘くありませんよね。全ての仕事において自分とのアポを決めて、頼まれ仕事を一切排除することは、非現実的です。
ただ、「経験のない仕事」に関しては話が別です。経験者から要所要所の抑えどころを聞くことができるかもしれませんが、それでもやはり予想外のボトルネックは出てくるものです。何が起きるか分からないという状況下で、他の仕事と同時進行させるなんてことは、そう簡単ではありません。

だからこそ、自分とのアポは経験のない仕事をする時にこそ、最も効果を発揮するのです。また、それ以外の仕事において自分とのアポを設定してしまうのは、「アポの入れすぎ」に繋がります。自分とのアポは経験のない仕事をする時のみに留めるのが、分量としては最適だと思います。


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朝がおすすめ

自分とのアポは、設定する時間帯にも工夫が必要です。

ワークスタイルによって最適な時間帯にはばらつきは多少出ると思います。
しかし、私は何と言っても「朝」をお勧めします。

理由は二つあります。

1つは、邪魔が入りにくいからです
朝はどんな役職の人であれ、一日の仕事のスタートの時間です。その日の仕事の整理から始める人もいれば、メールのチェックから始める人もいるでしょう。そう、朝の時間は多くの人にとって、「自分ゴトに集中する時間」なのです。他人の仕事へ構っている時間ではない場合が多いのです。
この時間に自分とのアポを入れておけば、邪魔も入りにくいですし、仕事の依頼があまり回ってこないので上司に嫌な顔をされることも少なくなります。

もう1つの理由は、やる気が一番残っているからです。
朝の時間は多くのサラリーマンにとって憂鬱な時間でしょう。「ああ、今日も会社に行かなければならない。。休みたい。。」こんな気分で通勤電車に揺られている人はたくさんいます。しかしそれでも、ストレスのかかる仕事は、是非朝にすることをおススメします。
人間の意志力とは、休むことなく脳を使い続けているとどんどん消耗されてしまい、夕方頃には朝の半分以下になってしまいます。夕方に自分とのアポを設定したとしても、「今日はまだやらなくていいや」となってしまう可能性が極めて高いです。どうせいつかはやらないといけない仕事なのです。どうせやるなら、意志力がまだ有り余っている朝のうちにやることをおススメします。


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本日もご覧いただきありがとうございました。

経験のない仕事というのは、基本的にストレスのかかるものだと思います。とはいえ、簡単に避けられるものでもありません。いかに先延ばしを克服してタスクを進めていくか。ここがミソになるでしょう。

1.2週間先のスケジュールを眺めたとき、朝に空き時間が残っていたら、是非自分とのアポを入れてしまいましょう。


それでは、最後に今日の一曲。

帰り道、初めて聴きました。
じめっとした00年代の邦ロック感が今の季節に妙に合います。

https://youtu.be/kp4HbmxYQdg?t=6



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