「これは危険なやつだ。心の危ういところをぐりぐりほじくってくるやつだ」星読み絵本作家 neneさま ちょっと大人な、エモい系の恋愛小説なのかと思った。 最初の何ページかまでは。 でも読み進めていくうちに なんだか雲行きが怪しくなってきた。 「これは危険なやつだ」 「心の危ういところを ぐりぐりほじくってくるやつだ」 途中で気づいた。 でももうやめられない。 怖いのにおもしろい。 暗いのにどこか美しい。 矛盾する気持ちが ふしぎな相乗効果になって 続きが読みたくて
何を言い出すんだという話ですが私は今幸せです。だからこの作品を形にできました。 苦しみの渦中で苦しみを書くと、文体も構成もヌトヌトになって読む人がしんどくなるからです(実際そう言われた)。 ヌトヌトでも読ませる作品を書ける方もたくさんおりますが。 今だから作れた苦悩の物語です。
「ヒトのことをもっと好きでいたいなと思った夜に是非」前田直樹さま(映画監督) 市民権を得ることが容易ではない性質を持つ者たちに光をあてる小説。 登場人物たちは「こうあるべきだ」という曖昧なフィルターからはこぼれ落ちてしまう存在なのかもしれない。 でも塚本さんの言葉のマジックにかかると人間らしく愛おしい身近な存在に感じられる。 ヒトのことをもっと好きでいたいなと思った夜に是非。 【前田直樹監督作品】 ◎マリッジカウンセラー marriagecounselor.jp
「この小説は、『般若の面』」石川眞貴さま (株式会社じゃこめてい出版 代表取締役) この小説は、「般若の面」。 人(孤独)であることの哀しさと愛おしさに引き込まれ、身悶えさせられます。 最初、ホラー小説?サイコパス小説?と思わせる展開と「おばあちゃん」というアットホームなキーワードの変則差に新しさを感じました。 短編ですがとても読み応えがある素晴らしい作品です! 新作「貝のなかには寝床があって」あらすじ 男友達の新平に恋人ができた日から、莉穂の心の均衡が崩れ始める。
「よし…堕ち切った」ってすごいわかる。 私は、どん底の底はトランポリン仕様になっていると思っている。へたにあがくより、底まで堕ちた方がはやく回復できる。 渦中でそこまで悟れないので、まああがくんですけど。 https://www.sunday-webry.com/episode/2550912964904975213
来る12月1日の文学フリマにさきがけて、信頼する方々に新作を読んでいただきました。 「一気読み!!!」RYさま(会社員) この方の言葉には温度がある。塚本さんの本を読むたびに強く思います。 その温度が時に全てが凍るほど冷たく、時に全て燃え尽きるほど熱く、時に温かく全てを包み込むように感情を揺さぶってきます。 新平に彼女が出来た時の、間接的なのに何が起きたのか全て把握できる表現も最高。 この表現だけでも読む価値ありの一冊です。 新作「貝のなかには寝床があって」あらすじ
前回の記事の姉妹編です。主にメンタルについて書きます。 投稿生活中のメンタル基本的に、投稿生活は「賞の結果発表」というものに付きまとわれます。短くない時間と多大なエネルギーを費やした、自分の「存在」とも呼べる作品がどう扱われるのか。そこに怯えることになります。 落選 「落選」の場合、だいたいは「結果発表の場所に自分の名前がない」という、「無言」「空白」によって知らされます。 選評がつくようなエネルギッシュな新人賞ならまだしも、だいたいは、まるで自分の作品が存在していない
私は17歳で初投稿、36歳(37になる歳)でデビューしたので、足掛け20年投稿をしていたことになります。 「投稿生活20年」という綾小路きみまろ的パワーワードのためか「夢を諦めないコツは?」といったご質問をいただくことがありますが、いま振り返ってみると「我流でねばるよりほかにやることあっただろう」と思います。 というわけで小説家デビューを目指す方に私を反面教師にしていただきたく、「投稿生活中にやっときゃよかったこと」を以下に書き出します。 また別記事で「投稿生活中にやらな
100分de名著 第2回を観ました。今回も面白かったー! 私が幼い頃にはまだ寄り合いのようなものがあり、子どもは近所の人みんなに面倒をみてもらっていました。反面、監視社会の息苦しさもあったのですが、そこに空気穴を開けるのが「世話焼きばっぱ」であったと思います。すごい仕組みだなあと。 現代ではその役目をこなすことも、周囲が受け入れることも難しいような気がしますが、共同体の濃密さと、通気の良さを両立させる方法を模索することは意味あることだと思います。
100分de名著 第2回を観ました。今回も面白かった! 私が幼い頃にはまだ寄り合いがあり、子どもは近所みんなで育てられていました。監視社会の息苦しさもありましたが、やはり大切なものであったと思います。共同体の濃密さと通気の良さを両立させる方法はあると信じて模索したいです。
おはようございます。 今日はゆとりを持って出勤できると思ったら、娘の「お仕事行かないで」プッシュに遭い、結局駅まで猛ダッシュしました。 通勤の友は「フェミニズムってなんですか?」(清水晶子)です。 みなさまも、ご安全に。
こどもちゃれんじの教材、おじぎそう栽培セット。すくすく育っています。 「みか」は娘の名前ではなく、娘が名付けたおじぎそうの名前です。 ネーミングセンスはさておき、毎朝おじぎそうに声をかけ、変化を喜ぶさまは、たいへんかわいいです。
試し読みその2 公開しました。 ウェブで小説を発表するのってすごく久しぶりなんですが、たのしいです。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22328010
noteにこんな機能あったんだ。知らなかった!
去る5月19日に開催された文学フリマ東京で、ひとつの小説を制作しました。 タイトルは「縁側ごろごろ日和」です。 あらすじ 十五子(といこ)は小学一年生。 「あのお方の娘御」であるおかげで、不思議なモノたちから慕われています。 娘の嫁入りを控えた狐、手紙に込もった想いの化身、数百年越しの恋、小さきものを守る小さなモノ、そして、なつかしいにおいの風。 わかりあえるようで、わかりあえなくて、油断できないけれど、それでも通じ合うモノたち。 「聞き上手」と評判のおトイちゃんの