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好きで結婚しても、ダメなときはある。~退職しました~
こんにちは、たなか美明です。
11月から休職してきましたが、ついに会社を退職することになりました。
3/2が期限だったのですが、戻れる状況ではありませんでした。
でも、考え抜いた末の結論なので、後悔はしていません。
すっきり晴れやかな気持ちです。
休職し始めてから、noteにはとてもお世話になりました。
自分以外の、休職しているたくさんの方たちの気もちを垣間見させていただきました。
休職期間が終わり、慎重に復帰なさっていらっしゃる方たちの姿を拝見したり、休職期間を延長して休んでいる方たちの姿を拝見したり。
まわりには自分と同じような状況の方はほとんどいなかったので、読んでいるだけで、ずいぶんと勇気づけられました。
本当に感謝しています。
自分の気もちとゆっくり向き合った約4カ月。
すごくすごく貴重な時間になりました。
私が休職にいたった理由は、たぶん、他の方たちとはちょっと違います。
職場関係の問題も少なからずあったのですが、本当の原因は夫との関係にありました。
夫とは、つきあっていたころからお互いにお互いを大事に思ってきたと思います。
でも、15年の歳月をかけて、どうしてだか見当違いの関係性になってしまっていたのです。
表面上は問題化していなかったし、忙しすぎて気づいていなかったのですが、長女が小学生になってからの4年間で、私は心底疲れ果ててしまいました。
夫のことが大好きなのに、です。
つらかったな。
夫との今回の戦いは、約5カ月間に及びました。
(正式に言うと、まだきちんと終わってはいません。)
15年のうちのたった5カ月だと思われるかもしれませんが、これは私にとっては『生殺し』のようなものでした。
夫とこんなにつらい関係になってしまうなんて、思ってもみませんでした。
辛いときにも、子どもたちには、悪い影響がでないようにふるまわなければなりませんでした。
いつもどおり、行ってきますのキスは続けていました。
辛くても、平常心で対応しなくてはならないんです。
子どもたちに余計な心配はかけられないし。
これは、夫婦の問題だし。
いっときは、本気で離婚も考えました。
子育てや生きていく上での考え方が違うということは、そのくらい辛いことです。
譲りあうことができないのならば、もう離婚するしかないかもしれないと思い詰めました。
でも、時間をかけて色々考えたり、やってみたりした今の私のきもちはというと―
***
結局私は、今でも夫のことが好きなんだな。
だから、たのしく家族を続けていくために、お互いにもう少し『伝える努力』が必要なのかもしれない。
だって考え方や生き方が違うところが好きで結婚したのだったし。
それに、たとえお互いが別の人と結婚したとしても、誰と生活を共にしていくのにも、努力は必要だ。
一時期、大好きだったところが受け付けなくなってしまって離婚を考えたけれど。
ゆっくりゆっくり気持ちを紐解いてみたら、そっちのほうが一時的な感情の振れだったみたい。
子どもたちも私も、これからも辛い思いをすることもあると思う。
でも夫の言葉には愛情があることは、子どもたちも私もよぉくわかっている。
子どもたちも私も、結局は夫のことが好きなのだ。
***
というわけで、私の適応障害の一番の理由は、
『夫の子育てに関する理想が高すぎて、わたしも子どもたちも追い詰められたこと』
でした。
この状況は、自然に寛解することはありません。
でも、努力によってきっと治せるはず。
現に、仕事を休みはじめてからだいぶ状況は良くなったように感じます。
まだお互いがお互いを好きなうちは、やり直せるはず。
こういう風に言えるようになるまでにだいぶ時間がかかったけれど、それでも今、自分の気もちに気づいてよかったな、と思っています。
きっと子どもたちも安心しているはず。
(なにも言っていないけれど、子どもたちは不穏な何かに気が付いていました。)
これからは、頑張りすぎない夫婦、頑張りすぎない子育てをしていこうと思います。
(夫はデフォルトが頑張りすぎなので、そうしないようにしてもらうためにどうやって伝えていくか、考えながら夫婦を続けていきます。)
#適応障害 #休職 #退職 #頑張りすぎない夫婦 #頑張りすぎない子育て #楽な家族 #愛あふれる家庭目指して
#noteでよかったこと
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