🫘御八堂🫘八子のおやつ
御八堂から小豆が香る、明け方。
小豆で始まり小豆で終わるこの老舗。
いつもの分量で釜に入れるも、先日お得意先のワールド・ブルーの依頼で作ったきんつばの為、大量に仕入れた小豆が余分に残ってしまった。
八子 「中途半端に残っちゃったわ」
主人 「まかないのおやつにでもするかなぁ」
八子 「たまには、いいわねぇ〜!」
新鮮な小豆が売りなので、仕方なく残りの小豆は下ごしらえして。。。
どうやら、賄いのおやつに利用しようと考えたようだ。
と言うことで。。。
まず、煮小豆をつくるそうだ。。。
【煮小豆の作り方】
この煮小豆を使って、きんつばを作るらしい。
賄いまできんつばなの?(この店の看板商品はきんつばなのに)
どんだけきんつば好きなの?って思ったのは、私だけでしょうか (笑)
【きんつば】
【材料】
煮小豆 250g
本みりん 300ml(みりん風調味料ではない方が良いです)※先に、沸騰してから7分ほど加熱して(煮切って)使うと小豆が柔らかく煮えると思います。(6/23更新)
水 100ml
自然塩 ひとつまみ
米粉 大さじ3 (一応の目安です)
水 大さじ3 (一応の目安です)
※ 米粉は水と同量で好きな分量に調節して下さいね。お好みで、米粉に きな粉 や 抹茶 を合わせると風味が増して美味しいわよ~。
【作り方】
1.煮小豆と水とみりん全部を鍋に入れて中火~弱火でコトコトと煮るのよ。最初は、みりんが沸騰するので蓋はずらしておきましょうね。
2.沸騰が緩やかになってきたら、弱火にして蓋を閉じで小豆が水分を吸って柔らかくなるまで煮ますよ~。
3.小豆が煮えて水分が無くなったら、塩を一つまみ加えて混ぜて、そのまま冷まして味をなじませてね。柔らかく煮えているから好みだけど、ここで少し潰すと型を作るときに楽なのよ~。
4.型となるタッパーに大きくラップを敷いて、小豆を入れて上から抑えるようにラップをして形を整えてね ♪
5.そのまま、冷蔵庫で冷やして固めるといいわよ。(前日に作って冷やしておくのもありよ♪)
6.冷蔵庫で固めたあんこを取り出して、等分にカットしてみてね。(3~4㎝角くらい)
7.米粉との水を混ぜ合わせておきますよ。(抹茶やきな粉を混ぜると風味が増し和菓子感が増すわよ ♪)
8.カットしたあんこの1つの面に7の生地を付けて少量の油をなじませたフライパンで焼き目を付けてね。カットしたあんこの6面に生地をつけて焼き色がついたら出来上がり~!(6面焼いて足りなければもう一周しても生地が厚くなって美味しいよ ♪)
※ やけどに注意しながら片手で焼いたけれど、フォークなどで刺して焼いたほうが安全ね。
八子 「やっぱり、このコーヒーともよく合うわねぇ~!小豆に入った一つまみのお塩が甘みをひきたてるのよねぇ~。それに、生地も香ばしくておやつにぴったりね!」
主人 「このコーヒ豆はいつも、『喫茶 花』の店員の女性が届けてくれるんだろ?」
八子 「そうなの。この珈琲を飲みつけると他の珈琲が飲めなくなっちゃうくらい美味しいのよ~ ふふふっ」
と、上機嫌な八子もお気に入りのコーヒーらしい。
客もまばらな午後の路地裏。
八子が通りに目をやると。。。
なんだか、とてつもなく鋭い目つきの男が。。。
物陰から、御八堂のショーケースを睨みつけていた。
かと思いきや。。。
途端に、鋭い目つきがまるで少年の様なキラキラした目に変わった瞬間を、八子は見逃さなかった。。。
このお話は下記マガジンへ参加中です✨✨✨
あなたも、こちらからお気軽に参加してみませんか✨✨✨
そして、見やすい専用サイトマップがあります✨✨✨
これまでの分かりやすいストーリーの概要はこちらから✨
✨今回のゲストはこちらの方々
✨そして、アパレルWBコラボグッズも展開中✨
〈あとがき〉
ついにワールド・ブルー物語とレシピ記事をコラボしてしまいました。そして、御八堂の看板商品に手を付けてしまいました💦
また、『喫茶 花』であんこをかぶりついていた、あのソーシャリー・ヒットマンさんを思い出して勝手に絡んでみました。今後の展開はあるのかないのか、いや如何に。。。
レシピのご参考まに……………………
YouTubeの作り方で作ってみました。煮小豆は、そのままフライパンで分量の小豆と水で作ったら、水を途中100ml追加で45分くらいかかりました。時間は使う鍋によって違いが出るようです。出来上がりは少し硬めの煮小豆になりましたが、料理にも応用するので良しとして、余った煮小豆は冷凍しました。柔らかめに仕上げたい場合は、水を多めに足して弱火で50分ほど煮る事をお勧め致します。
きんつばは、甘味料にみりんを使ったので、自然な甘みとお塩ひとつまみが利いていてとても甘く感じます。罪悪感なくヘルシーに仕上げてみました。
ここまでお読み下さり有難うございました。