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表現再考:大寒、1月20日

今日から大寒です。本朝の七十二候は、初候、款冬華(ふきのはなさく) 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す、次候、水沢腹堅(さわみずこおりつめる) 沢に氷が厚く張りつめる、末候、鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 鶏が卵を産み始める、と寒さが厳しい中で、春の萌しが見えはじめるそんな印象があります。

宣明暦では、鶏始乳 鶏が卵を産み始める、
鷙鳥厲疾 鷲・鷹などが空高く速く飛び始める、
水沢腹堅 沢に氷が厚く張りつめるです。
鶏始乳、水沢腹堅、は同じですが、鷲や鷹、といった鷙鳥が表現の中にはいることで、一気に雄大さが高まります。

七十二候の手直しにも、文化の翻訳といった深い知恵があったのかも知れません。

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