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音変

今日の夕方、エレクトーンで「鬼ノ宴」を自分好みに音色変更した。
見出し画像は、夜に撮ったエレクトーンのディスプレイ。

曲名には何の迷いもなく「音変おとへん」と追加入力したが、音変って何だろう?

「うっせぇわ」のときは「音変更」と入れたらしい。
味変あじへんなら知っているが…
次回は味変と入力しよう。

購入したエレクトーン用のデータの音には、私が苦手なオルガンの音がいっぱいだった。早めに変更する気でいた。が、ある程度、弾けないと変更するのも難しい。

DEMOと曲名にあるので、演奏データも付いている。変更後の全体の様子は確認しやすい。
が、自分で片手は弾きながら、あちこちのボタンを押して音を確認・調整していく。楽譜から目が離せないのでは手間取る。

ここ数日、ようやく少し涼しさを感じているものの、お盆からの急な暑がりへの体質変化で疲労が大きい。頭の働き具合が必要な楽器だというのにボーっとしていたり。最近まで、まともに弾ける時間が少な目で、味変が遅くなった。

エレクトーンは登録商標。
普通名詞は電子オルガン。

オルガンの音は、人の声に近いのが良いところなのだろう。が、私は人の歌声もオルガンの音も、昔から好まない。人の声に近い楽器はオルガンだけではない。それも含めて苦手。

前のモデルのエレクトーンは、いろいろな音色が出せたとはいえ、どこかオルガンぽい籠もったような音しか出なかった。
が、うちにもある現行モデルはオルガンだと思っていない。シャープに鳴るのだからシンセサイザーだと思う。

音色の画面を見ながら何度か再生した。右手を変えるだけで大丈夫そうだった。

右手で目立つオルガンテイストな音を、メインからサブに移動したり。
メインは、シンセのカテゴリーから気に入る音を探したり。

右手の音は、リードボイスという更にミックスされる音も一部含めて、全部を変更した。
が、意外とあっさりと終わった。

意外と簡単にできたのは、編曲者が音色をセンス良くまとめてくれているからではないか、と思いつつ。

素人なのでよくわからないのだが、とてもシンプルな設計から、最低限の音や効果の追加で、効果的に音が変わる進行に思えた。音色の物理ボタンは16番まであるが、12までしか使われていない。

そのまとまった構造を壊さないよう、こことあそこは一緒だからまとめて変えて… と気にする程度で、全体のバランスも壊れず変更できた。

簡単にできたから、味変で良かったのではないか、とも思えたのだろう。
オルガンテイストが目立つのを、シンセテイストに寄せただけ。

今日は久しぶりの音色変更。マニュアルも見ずにさっさと作業できた。操作ミスはあった。が、そのまま上書き保存するというミスの上塗りはなかった。よくわからないなりに、少し慣れた感じもした。

時間をおいて聴くと、きっと微調整することになるだろうとは思うが、一旦終了。

最近は踊る気分で弾くのが楽しい。「鬼ノ宴」も、テンポを上げた「夜に駆ける」も、音に体も乗せていく一体感で楽しんでいる。
味変も含めて、大切な友だちのエレクトーンと楽しい時間を過ごせた。幸せな習慣だと思う。