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風邪

直近のnoteに「風邪をひかない人」とか書いたばかりだと思うが…
書いたそばから、外出していないし疲れてもいない私が風邪をひき、早1週間超。日付が変わってしまったが、今日は抗生剤がほしくなり通院した。予定通りの処方薬を入手できた。

風邪なんて、いつ以来だろうか。早春、屋内外の温度差が激しかったり、屋内でも極寒だったりした、友人たちとのお出かけ以来になるのか。

必要な処方薬を入手できたので、あとは治るだけだと期待している。夕食後の1回を飲んだだけだが、既にかなり治ってきた感がある。

もっと早く通院も考えた。が、そんなに治らない風邪も珍しい。そろそろ治るだろう、と思っていた。ウイルス性ではない風邪は、風邪全体では珍しい部類だろう。

鼻水のひどさが治らないところへ結膜炎も追加したことで、細菌性による治りにくい風邪じゃないか、という予想ができたのが一昨日の夜。

軽い発熱を感じることはあったものの、37.5℃を超える発熱は一度もなかった。
それでも、発熱外来のような窓口へ行く必要があるのでは?予約はどこで取れるんだろう?とりあえず、思いつく病院は予約いっぱいで取れないらしいが…?
と、考える程度で終わってしまっていた。

症状としては咳も熱もない風邪だが、うつりやすさは感じていた。家族みんなでかかっていた。

家族でいちばん体力ない私が、当然のようにいちばん重症化した。家で仕事している分には、ミスのないようにいつもより慎重に、と気にする程度で、頭の働きが悪くてもどうにかなっていた。

その、家なら大丈夫という症状の日に、母の急用。
用事というか何というか、という経緯により、母が急に入院した日だった。

近くない場所まで急行する必要が出た。急いで動いたつもりだが、全く早くない。そもそも、外に出るなんて全く考えていない風邪の日。

動いてみると、かなり久しぶりに喘息気分を味わえる息切れだったり、自覚よりも重症だった。

当然のように、その日の無茶により風邪は悪化。翌日は、入院した日に風邪で母に会えなかったことで、また入院先へ行く可能性もあった。
入院翌日は、自分の体調にも無理があったので、在宅でできる仕事だというのに休みにした。

休みにしたうえ、入院先へ行く用は結果的になかった。私は大きく快復傾向に入ったものの、風邪は全く治りそうになかった。

私の風邪は全く治らないまま、母が退院したのが金曜日。うつった場合は、私よりも重症化するだろう。喘息にも繋がりそうな風邪。

これまでなら入院中に用を済ませて、退院に付き添うことはなかった。が、風邪で退院手続きから付き添うことにしていた。

母宅では軽い昼食をしながら雑談した。母が元気そうで問題を感じなかったので帰宅した。確認が必要だと思う内容に、さり気なく会話を誘導しながら、反応をチェックしながらの雑談。

風邪をうつさないよう早く帰るよりも、必要なチェックがあった。
風邪は困る、と追い出す勢いの母の元気さなら、帰ってからチェックでも良いかと思っていた。が、院内でどこまでチェックされたのか、わからないまま退院だった。母も、しゃべる気分はあるようだった。

うつさないよう気を付けて過ごしてはいたものの、見えない風邪の移動はわからない。母は今日も元気らしいので、うつさずに済んだと思っている。

金曜日は母の退院。
土曜日は友人たちとお月見アートを楽しんだ。その後の予定を延期し早く帰った。
日曜日は、義父を偲ぶ日のような、義母の誕生日祝いのような、子どもの誕生日祝いのような、単純に子どもと義姪たちが遊ぶ日のような…という日。

子どもの風邪は既に治っていたものの、私は風邪が治らないまま、いろんな人に会っている。

風邪だと事前に伝え不参加の選択肢も考えたうえ、準備不足もあった。が、友人たちや親族の好意で、楽しく過ごさせていただいた。今のところ、みんな元気らしいので、大丈夫だったということに期待。

今日。外出予定が途切れたのと風邪が治らないのとで、抗生剤を処方してもらうため、朝のうちに通院予約を取った。

病院も薬局も数分で終了。そのすぐそばにあったカレンダー売場には立ち寄った。私が求める機能を備えた、私の好みにぴったりの来年のデスク用カレンダー。あっさりと決まって嬉しかった。

本当は、明日の十三夜のためにベビーあんドーナツを買った方が…と思ったが。そのお店も近いのだが、目の前という近さではない。

風邪と、夫が夕方の彗星を観ようとしているのでは、と思ったところもあり、さっさと帰ることにした。

帰宅して落ち着いた頃、気づくと夫が部屋に見当たらない。予想通りに双眼鏡で彗星だった。あいにくの薄曇りだったが、僅かの間、尾が見えている「紫金山しきんざん・アトラス彗星」を私も楽しんだ。

光度MAXの近日点きんじつてんは昨夕だったが観ていない。明日以降も、もう少しの間は見えているだろうが、私が観る機会はあるだろうか。

とりあえず、明日の十三夜の準備は全くない。
十五夜に続き、準備不足の今年のお月見。
明日の月はきれいに見えるだろうか。


※ 見出し画像は、お月見らしい演出だった展覧会場での、最近の一枚。