花粉症の季節、呼吸法でメンタルヘルス対策をしましょう
はじめまして。
職場のメンタルヘルス支援委員会Occupational Mental health Support Association、研修担当の村上です。
少し長いので、OMSA(オムサ)と呼んでくださいね。
われわれのミッションは、well-beingを向上させ、職場のメンタルヘルスを支援することです。
well-beingとは、単に病気でないとか、弱っていないということではなく、
身体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
(日本WHO協会訳に基づき編集)
働く方々が、身体的にも、精神的にも、社会的にも満たされ、「well-being」になることをめざし、
職場のメンタルヘルス向上のための活動をしております。
今回は、身体的well-beingを向上させて、精神的にも満たされた状態をつくる、というお話です。
さて、花粉症で辛い季節ですね。
みなさま、口呼吸になっていませんか?
花粉症だから口呼吸?口呼吸だから花粉症?どっちが先か…?
にわとりとたまごの関係のようですが、
口呼吸だと花粉がダイレクトに粘膜に付着するため、
花粉症がひどくなる、という悪循環の可能性があるんですね。
口呼吸だと十分に酸素を取り入れられないため、身体的well-beingが下がり、それに連動して、精神的well-beingも下がります。
こちらも悪循環です。
ならば、少しずつでも悪循環を断ち、よい循環をつくりましょう!
花粉症で辛い中でも、少しずつでいいので意識して鼻呼吸を増やしてみてください。
酸素を取り入れられれば、気分もすっきりして精神的well-beingも高まりますよ。
より酸素を取り入れ、呼吸の機能を高めるのは、鼻呼吸&胸式呼吸の深呼吸だそうです。
しかも、ゆっくり、やさしく、長―く吸うのが大切なんだとか。
鼻が詰まっている方は、鼻をかみ、鼻が通った瞬間がチャンス。
ゆっくり湯船に浸かりながら深呼吸するのも鼻が通りやすくていいですね。
もうひとつの呼吸の効用が、「今、ここ」に意識を向け、リラックスするマインドフルネスです。
マインドフルネス呼吸法では、腹式呼吸での深呼吸をします。
リラックス効果をもたらし内省に適しているからなんですね。
ぜひ、鼻呼吸&腹式呼吸をしてみてくださいね。
鼻を通る空気を感じながら、ただただ、今ここを意識する。
そんな時間を持つことも身体的・精神的well-beingを高め、
花粉症の辛さを軽減してくれることでしょう。
身体機能をより高めたい時には胸式呼吸で鼻呼吸、
リラックスしたい時には腹式呼吸で鼻呼吸を、バランスよく取り入れてみてくださいね。
さて、well-beingを高めるポジティブ心理学も、
ポジティブとネガティブのバランスを大切にしています。
そんなポジティブ心理学を用いた傾聴ワークショップを体験できる無料セミナーを行います。
タイトル:メンタル不調を防いでモチベーションを上げる「ポジティブ心理学」傾聴ワークショップ
開催日時:2021年2月26日(金)16:00~17:30
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みなさま、ぜひご参加くださいね。
では、今日もwell-beingにおすごしください。
<自己紹介>
OMSA 職場のメンタルヘルス支援委員会
Occupational Mental health Support Association
メンバー全員が「国家資格キャリアコンサルタント」の資格とメンタルヘルスに関する深い知見を持ち、
キャリアに関する支援だけでなくメンタルヘルスの問題にも対応できるプロフェッショナル集団です。
https://wellbeing-omsa.or.jp/
研修担当:村上 加代子
一般社団法人職場のメンタルヘルス支援委員会 理事
1級キャリアコンサルティング技能士
公認心理師
ポジティブ心理学コンサルタント