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ターゲット 〜 ステキは繋がる 〜


お店をやる!!となると聞かれるのが
ターゲットやコンセプト。

今回は、当店のターゲットについて。

どんな客層を掴みたいのか
どんな世代、年代に向けて
どんな物を売るのか。

たしかに、これは漠然とした理由や目的が
ないよりはあった方がよい。

特に大規模な企業ではかなり重要となるし、
働いている人達にとっても目指す方向や目標
それなりに作って導いていける指針となる。

では、個人店の場合はどうであろうか。

私だけの感覚かもしれないが。。。
ターゲットを絞って設定なんてしたくない!
って人もいて当然だと。

BARだけに限らず、お店をやっているなら

老若男女に来てほしいという思いと
楽しんでもらいたいという気持ちがあり
そこにボーダーラインを引くのは困難だ。

本当に個人店舗でターゲット設定する意味はあるのか?
そこに費やす時間は本当に必要なのか?

私は、ただ楽しいことや面白いことがしたい。
そういうのを楽しんでくれる人が集まって欲しい。
では、どうしたらよいのか。
これはまた別の話に繋がるのだが、それはまた後日。

そんな中で、自分が出した答え。

​ターゲットは、ステキな人!

現在の東京の人口は、1389万人らしい。

この中で、バーに行く人って何人いるか?
答えは、わからないのだがw

住んでる場所、路線でも客層は異なる。
個人店でターゲットを定めるというのは、
本当に難しい、バーは特に。
やはり立っている人で客層の幅は広かったり、
狭かったりと様々である。

そんなこんなで、
どうターゲットを定めたかというと。
無謀にも思えるが、

私のお客様のターゲットは、ステキな人。

男女、年代、関係なし。
様々な年代が集まればいいし、
男性も女性もトランスジェンダーの方も関係ない。
相手に気をつかえたり、思いあったりできる
そんな場所にしたいが為に、そうお答えしてます。

そして、何よりも自分が素敵な方に囲まれている事で、自分も素敵な人でいたいなと思う。
この気持ち、これが大事だと実感している

そして、この想いを伝えていくことで
また新たに生み出される“ステキ“な気持ちは連鎖し
更なる和や繋がりを生むと私は信じている。

*ステキ、は繋がる

自論ではあるが

素敵な方の友人は、素敵な方が多い!!

これは本当!!

よい店だから行ってみて
マスターと合うはずだから行ってみたら面白いよ
お酒の趣味が合うと思う
面白いことやってるみたいだよ

など、
ステキな方は情報を与えた上で御紹介くださるし
〇〇さんからの紹介で来ました
と一言添えてご挨拶を頂ける。

このように、“ステキ”な方に御紹介された人は
“ステキ”な方の顔を潰さないように振る舞い
私もこの人”ステキ“だ!と思うのだ。

この連鎖が私は大好きだ。
“ステキ”が、少しずつではあるが口コミで広がり
人と人が繋がってゆく。

ネット社会が悪いとは思ってはいない。

この状況だからこそ、ネットがあるからこそ
出来ることもあり、助けられてもいる。

顔と顔を合わせて話せる事、
この時間がどれだけ幸せなのか。


いつも通りにいかない毎日が続き
会いたい人にも会えない。
これほど寂しい日々が続いたことは未だない。

この時期を乗り越えられたら
携帯ばかりを手にしていないで
会いたい人に会いにいこう。

目の前にいる人と色んな話をし
笑って過ごす時間、楽しさを再認識したい。

飲食店は、現状辛い日々を送っている。
何が正解で不正解なのかもわからないまま
毎日が過ぎていくが、
今一度考える時期を与えてもらっているのだと
前向きに思うしかない。


次回は、看板を出さない理由。です。

それでは、今宵も良い夜を。

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EISUKE / バーテンダー
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