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生成AIが教室にやってきた!教育現場でのAI活用の是非を考える

(※)メルマガから来てくださった方は、「今、考えていること」パートよりお読みください。



本日の問い

今日は生成AIをテーマにして「教育」について考えていきましょう。
あなたは、普段から生成AIをつかっていますでしょうか?

「使ったことない...」
「ちょこっと使ったことあるけど、日常には溶け込んでいないな...」
という方がもしいらっしゃいましたら、ぜひ生成AIを普段使いしてみるということに挑戦していただけると嬉しいなと思っています。

ということで早速、本日の問いです。

☆本日の問い☆
・生成AIをどのように活用すると、“よい教育”に資する機会をつくられるのだろう?

・生成AIの利用は、例えば「読書感想文を書く」という課題において、どういった点で学びをより深いものにできる可能性を秘めているだろう?

この問い向き合う時には、思考する私たち自身がある程度の解像度を持って生成AIを捉えられていることが大切です。

ということで、今日は「生成AIをあんまり使ったことがないな..」.という方に向けて、実際に生成AIをつかっている様子もお見せしながらお話を進めていきます!


文部科学省は「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を挙げています。

またぜひゆっくり目を通してもらえたらと思うのですが、こんな時もたとえばChatGPTを用いるとすぐに知りたい情報にアクセスすることができます。

「生成AIを教育現場で利用することの懸念点を整理してまとめて!」とお願いをすると、以下のように返ってきました。

生成AIを教育現場で利用する際の懸念点を以下のように整理しました:

1.情報の信頼性と誤情報のリスク生成AIが提供する情報は必ずしも正確ではなく、誤りを含む可能性があるため、これをそのまま受け入れることは危険です。教育現場でのAI利用においては、学生がAIの回答を鵜呑みにしないよう、批判的思考力を養う必要があります​(20230710-mxt_shuukyo02-…)。

2.個人情報とプライバシーの保護AIの利用時には、個人情報やプライバシーに関する情報が...(略)

ここからさらに「小学生にとってもわかりやすいように、ワクワクするような文章で説明してみて!」と指示をすると、次のような文章をアウトプットしてくれたりもします。


みんなが学校で使う「すごいコンピュータ先生」って?

みんな、学校で「すごいコンピュータ先生」が助けてくれるって知ってた?でも、使う前にちょっと大事なお話をするね!

1. ちょっとおっちょこちょいなところもあるんだ
「すごいコンピュータ先生」は、たくさんの質問に答えてくれるけど、たまにおかしなことを言うことがあるんだ。だから、先生が言ったことは、本当に合ってるかどうか、みんなも一緒に考えてみよう!

2.  みんなの秘密はナイショだよ
この先生にみんなの名前や住所、友だちのことを話してはいけないんだよ。そうしないと、間違って他の人に教えちゃうかもしれないからね。...(略)

...すごいですよね!
私もはじめてChatGPTをつかった日には、とっても感動しました!!

このように生成AIをつかってできることは毎日のように増えていっていて、例えばワンクリックで昨日配信した記事「vol.8 あなたも陥っているかも?教育現場で意外と多い認知バイアスとは?」を、以下のような解説動画にすることも、たった10秒程度でできちゃったりもするんです!
(映像でまずは学びたい!という生徒にうってつけですよね!)


少しは生成AIについてイメージをしていただけましたでしょうか?
ChatGPT以外にも様々な生成AIがあるので、ぜひ楽しく触ってみてください!


やっちゃダメなことも含めて、実践の中で学ぶ。

生成AIは「生きるという営みの中で切っても切り離せないインフラになっていくもの」です。

例えば私たちは今電気を当たり前のようにつかっていますが、「電気がない生活」をあなたは想像することはできますでしょうか?もちろん、今このメルマガを見ているスマホやパソコンだって使えなくなります。

「電気があるのは当たり前」
これと全く同じで、「生成AIがあるのは当たり前」という社会にこれからはなっていきます。そう考えると、「生成AIをつかっちゃダメ!」というルールをつくることは全く本質ではありませんよね。

「宿題に生成AIを使うのは禁止!」
そういうルールをつくるのは簡単です。

ですが私たち大人(教育者)にとって大切なのは、冒頭の問いのように、
生成AIが使われていくことは逃れられない変化だという前提に立ち、ではどのように宿題に取り組んでもらえる環境をつくるとよいのだろうか?などと思考をするということです。


これから私たちにとっての当たり前のインフラになっていく「生成AI」。
そんな生成AIの“よい使い方”を、実際に利用し、時には失敗もしながら学んでいくことができる。

こうした環境こそ、教育現場で大切のできるとよい環境だと私は考えています。

以下東京都デジタルサービス局の「文章生成AI利活用ガイドラインVersion 2.0」(令和6年4月)の情報もご共有しますので、ぜひ思考を深めていくための情報の1つにしてください!

それでは改めて本日の問いを挙げて終わりにします!

☆本日の問い☆
・生成AIをどのように活用すると、“よい教育”に資する機会をつくられるのだろう?

・生成AIの利用は、例えば「読書感想文を書く」という課題において、どういった点で学びをより深いものにできる可能性を秘めているだろう?

考えてみたパート

その前にいつもの注釈

このnoteは、僕の配信しているメルマガのおまけパートです。

メルマガの大切にしていることから考えると、言ってしまえばこれ以降の文章は蛇足です。

ここからは、ただ僕自身が書きたいことを綴ります。
気の向くままに言葉を綴っていきますので、よろしければお付き合いください。

〈いつもの注釈 : メルマガで大切にしていること〉
“よい教育”について考える時、「問いを立てるという行為」にこそ価値があります。
AIなどの発展により、「問い」があれば「答え」を見つけてくれる存在が私たち人間のすぐそばに現れました。今はまだ「答え」が不正確なこともあるかもしれませんが、この精度はどんどん高まっていくでしょう。そして近い未来にはまるで「ドラえもん」のように、私たちの欲求を叶えてくれる存在になっていくでしょう。

このような未来を想像する時、人間にとって大切なのは「そもそもの問いを見つけること」だということが分かります。「自身の欲求に向き合い問いを見つけること」こそ人間にできることであり、人間にとって自由に生きる営みの土台となるものです。問いが見つかれば、あとは「ドラえもん」と一緒にその問いと向き合い、つくりたい未来をつくっていくことができます。

のび太のように、「助けてドラえもん!」「〜したいよドラえもん!」と表現できる存在。
そんな存在こそ、きっとこれから求められる人間像です。
これは社会的にという観点でもそうですし、一人ひとりが自由に生きていくためという観点に立っても北極星となる人間像だと思います。

この「求められる人間像」を踏まえ、本noteでは「仮の問い」を発信するにとどめています。「仮の問い」から、ぜひ「あなただけの問い」を発展をさせてください。そして「あなたのつくった問い」から、素敵な未来をぜひつくっていってください!

そんな風に、当メルマガをつかっていただけますと幸いです。素敵な物語があなたを起点に紡がれていくことを、私自身心から願っています。

今、考えていること

今日はなんとなく疲れちゃっているので短めに…。
教育の本質の中にある「自由」。
この自由を「なしたいとなしうるの一致の感度」と捉えた時、生成AIってすごく“よい教育”に資するなと感じている。

だって、想像したものがつくれちゃうから。
この精度が日に日に上がり続けているの、わくわくがあふれすぎる。

今、自分としてやりたいのはIP、いわゆるキャラクターをつくること。
生成AIをつかったら、楽しくいい感じにプロジェクトを進められそう。

無花果の非公式キャラクター「いちじくぼうや」
このぼうやが、変身したり、より多くの人に愛される日が来るかも?

ちょっとこのIPプロジェクト、進捗があったらまたこことかで発信しようかな。
みんなに愛されるキャラクター、今すごくつくりたい。


さいごに

本日もnoteをお読みくださりありがとうございました!
ではまた、お会いしましょう!

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