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ワーホリ3カ国行って良かった!

オーストラリア、ニュージーランド、カナダでのワーホリは、どの国もかけがえのない経験となった。そこで得た出会いや学びは今も私の人生の宝物です。今回は、それぞれの国での思い出を振り返りながらここに綴ります。

オーストラリア🇦🇺

2022年、私はオーストラリアのメルボルンに行った。コロナ禍ということもあり、仕事も家もその日に見つかった。
英語ができない私が初めてもらった仕事は掃除スタッフだった。朝7時からまだ薄暗いレストランを1人で掃除した。
背中に背負うタイプの掃除機、大きなモップ、聞き取れない英語たち、理想と現実のギャップ。
「自分は一体ここで何をしてるんだ?」そう思いながら、化粧もせず、パジャマで毎日朝から掃除した。掃除機をかけながら1人で泣いた日もあった。

そんな私に転機があった。オーナーが私の掃除を気に入ってくれて、なんの経験もない私に、「あなた掃除スタッフじゃもったいないよ、バリスタやってみない?」と次の月からバリスタの仕事をやらせてもらうことになった。更に給料までアップしてくれた。

ただ、なんの経験もない私が、上手にラテアートもできるわけなくて、怒られまくった。
「こんなまずいコーヒー飲んだことない」って言われた日のあれば、返金したこともある。
それなのにオーナーは、失敗も経験だって、ずっと私にバリスタの仕事をさせてくれた。

半年後、やっとチューリップができるようになった。

やっとお客さんから「コーヒーおいしいね」って褒めてもらえることがあった。泣くほど嬉しかった。

オーストラリア、メルボルンは私にとって、何もかもが"海外"を感じさせてくれた国。
肌の色、目の色、言葉、ファッション、食べ物、文化、全てに驚いた。
英語が上手じゃない私は、たくさん笑われた。その度に傷ついたし、その度に日本に帰りたくなった。でも最後にはみんなとハグをしたし、今でもかけがえのない友人になった。

オーストラリアの街並みはどこも綺麗だった。
隣の街に行くだけでドキドキした。
私にとってはまるで映画の世界だった。

誰に対しても高い壁を作ってしまう私の壁の壁をゆっくり壊してくれた国。人って優しいなって思えた国。そしていろんな生き方や価値観を教えてくれた国。

オーストラリアはオシャレだった。

オーストラリア人はコーヒがだいすき。カフェがいーっぱいあった。そしてよくおまけもくれた。

自然も都会も全てが程よくて、人が明るくて、自分も明るくなれる気がする国。

やっぱりオーストラリアに行って良かった。

ニュージーランド🇳🇿

ニュージーランドはね、人が優しくてみんな温かい国。たくさんの人に支えられて、助けてもらって、たくさんの優しさに救われた国。

私が暮らしたクライストチャーチは本当にのどかだった。

ニュージーランドでは、絵をたくさん描いたり、本を読んだり、のんびり暮らせた。仕事は、オーストラリアにいた時よりずっとのんびりできた。これでいいの?って思う日もあったけど、そんなのんびり、のどかなニュージーランドがやっぱり好きだった。

ニュージーランドでは人の温かさを学んだ。環境、人間関係、恋愛、すべてが人生の宝物になった。
ニュージーランドに行ってやっぱり良かった。

カナダ🇨🇦

カナダは現在進行形で暮らしているけれど、少しずつ慣れてきた。

カナダって寒い。カナダって白い。

私が住むカルガリーは、娯楽が少ない、それに日本人が少ない。
だから毎日英語しか使ってない。
「英語をもっと勉強しろ!」と背中を押してくれる国。そして、"世界共通語“と言われてる通り、英語が話せたら世界が広がることを改めて知った。

カルガリーのダウンタウンはいつも海外を感じさせてくれる。

白い世界。アイススケートにホッケー、スキーやスノボーに、雪だるまに雪あそび。
関東で育った私にとって"雪"はいつも私をワクワクさせてくれる。

寒いからみんな室内でカードゲームやボードゲームをして遊ぶ。こういうところもカナダらしい。

カナダはね、これからもっと魅力を探っていきたい。まだまだ私にやれることはいっぱいあるはず。英語を使え!話せ!勉強しろって導かれてきた国なのかもしれない。

カルガリーは寒い。ちょっと田舎くさい。人もみんな飾っていない、そんなところが魅力的な都市。
私、やっぱりカナダに来て良かった。

まとめ

オーストラリアはいろんなチャンスが転がっている国だと私は思う。
カフェに行ったら「人手が足りないから働かない?」と言われたり、なんの経験もない私にバリスタの仕事を与えてくれたり、いろんなチャンスがあった。オーストラリアに行かなければ、3カ国でバリスタの仕事をすることもコーヒーに興味を持つこともなかった。感謝でいっぱいの国。自分の固定概念や価値観を壊してくれた国。そして、暖かくて温かい国。

ニュージーランドは人の優しさを、自然のありがたさを教えてれた国。ニュージーランドで得た人間関係は今でもかけがえのないもの。ニュージーランドの、のんびりした人々、生き方、街並み、全部好きだったな。

カナダは飾らない美しさを教えてくれて、これでいいんだ!って思わせてくれて、改めていろんな人がいることを知った国。英語に集中できる国。チップ制度があったり、日本とは全く違う文化、街並み、ファッション、食べ物を経験できる国。


私が感じた3カ国はこんな感じでした。
正直ね、しょっちゅう泣いてるし、日本に帰りたくなる日もあるし、言葉の壁はいつまで経っても高いし、自分何してるんだ?って自分を嫌いになりそうな日もある。

でもこうやって振り返ると全部が私に必要だった経験と宝物。私の人生、これで良かったんだ。
そしてこれからも自分を信じて生きていくんだ。って振り返りながら思いました。

日本はなんでも揃ってる。暮らしやすいし、全部がきれいで、日本は最高の国だと思う。
"外"に出るのって怖い。今ある安定や安心を手放すのは怖い。
でも人生って一度きりしかなくて、そんな人生の一生の一瞬を経験に使ってみてもいいと思う。

海外に出て一番良かったと思えることは、自分の知らなかった考え方、生き方、価値観を知れたこと。日本から出なかったら、きっと私はずっと小さなちいさな固定概念を持ったまま生きていた。

私の生き方はフラフラしてて、いい大人なのに、大人っぽくもなく、安定なんて一切ないし、まだまだ迷ってばかりだけど、こんな人間もいるんだよって、私でも生きていけるから、ちょっと冒険してみてもいいと思うよって言いたい。
もしダメだったら帰ればいい。でも、外に出ないと知らないこといっぱいある。

もしこれを読んで海外に行きたいと思っている人のその背中を押せたら嬉しいです。🙂


ここまで読んでくれてありがとうございました。

おーわりっt。


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