人類史上初の進化
着地の途中からこんにちは、隙間です。
突然ですが、あなたはメガネを使っていますか?
僕は小学6年生くらいからメガネで、今でもほぼ毎日メガネ三昧の日々を送っています。
たまに「今日はサングラスしたいな」とおしゃれ気分のときはコンタクトレンズを使いますが、基本的にはメガネです。
メガネに始まりメガネに終わります。そんな、素敵なメガネ生活を送っています。
しかし、この順風満帆に見えるメガネ生活でも、たったひとつだけ不満があります。
それは・・・
ズレたメガネの直し方じゃーーーーー!
ズレたメガネを直すとき、あたなはどのタイプでしょうか。
スタンダードな人差し指派
俺の頭脳について来れるかな?の中指派
知ってるのたぶんおっさん、クラハドール派
ズレたメガネを直すときは、ほぼこの3つに分類されるのではないでしょうか。
しかし、我々人類はもう21世紀をとっくに迎えているし、もう何十年後には人形ロボットが街中を闊歩していてもおかしくない時代です。
そんな未来を生きる僕たちが、今だに素手でメガネのズレを直しているという、この違和感に僕は気づいてしまったのです。
人類はその昔、暑さをしのぐために手で顔を扇いで風を起こしました。
そのうち手が葉っぱになり
扇子になり
うちわになり
扇風機になり
クーラーになりました。
スマートアシスタントを使えば「クーラーつけて」と言うだけで快適な空間を作り出すことが可能なんてすごい時代だよ。
人類はその昔、外の明るさで時間を判断していました。
それが、太陽の位置を見るようになり
影の位置を見るようになり
時計が発明され
今ではスマホに向かって「今何時?」と尋ねるだけで現在の時刻が分かります。
すごい時代です。すごい時代に僕らは生きてる。
なのに!
ズレたメガネは素手で直すというこの始末!
人類の進歩の歴史を踏みにじるこの所業!
「生物は進歩と衰退を繰り返しながらわずかに勝った方に進んでいく」
どっかの偉い人がそんなこと言っていたような気がします。言ってないような気もするけど。
人類がこのままズレたメガネを素手で直しているようじゃ、衰退どころか滅亡まっしぐらです。
おそらくこの重大な事実に、まだ僕しか気づいていないでしょう。これは本当にヤバい。
そこで僕は考えました。
この人類滅亡の危機を救うには、我々は今すぐ進化しなければならない。
今日ここで、人類はまたひとつ進化するのです!
進化の手順其の一
まずはおあつらえ向きの小枝を用意。
進化の手順其の二
先端が二股になっているのがいいですね。
進化の手順其の三
映えを意識して樹皮を向きましょう。
完璧にピントがズレましたが気にしません。
進化の手順其の四
なんだかんだで完成。
進化の準備完了
さあ、いよいよ人類が進化する瞬間です。
メガネというものが誕生してから約700年、ついにメガネ直しの部門で人類の進化が始まりますよー。
進化の瞬間まで3秒前!
3
2
1
・・・・・・・か、完璧です。
さあ、というわけで無事に人類の進化が済み、滅亡の危機を脱せたと思います。
あとは、この調子でこのまま・・・・
はっ!
あの足音は・・・・
ポカしちまったぜ・・・・。
どうやら奴らに気づかれてしまったようです。僕はここで消えます。
後はこれを見ているあなたに託します。
僕たち人類は、決して諦めない! ハァッ!!
シャッ
終わりでーす。
おまけ スタイリッシュメガネ直し
鉄砲の先端にカスタム装着しておけば、銃撃戦の最中メガネがズレても安心。
時計のバンドにカスタム装着しておけば、時間を確認したついでにメガネをクイッと直せます。
お椀にご飯粒をめちゃくちゃ残す人が苦手。
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