スピーチの後に、やってはいけないこと
スピーチやプレゼンが終わってほっと一息。
でも、緊張さんのあなたはもしかすると、
終わった瞬間から自分にダメ出しをしていませんか?
反省会が延々と続いているんじゃないかな。
そして、夜も眠れなくなるとか…
そう、緊張さんがスピーチの後にやってはいけないことは、
自分へのダメ出し、大反省大会!です。
ダメ出ししちゃう気持ち、よくわかります。
なぜなら私はダメ出し女王でした。
ダメなところや失敗したことがはっきりしているときはもちろん、
何かわからないけど、モヤモヤ感が残って落ち込むとか。
若い時は、1週間くらい落ち込んで、
時が解決するのを待ってみたりしたものです。
緊張さん、あがり症さんのほとんどは
自分にダメ出しをして反省しているんじゃないかな。
しかしこの人は違います。
バスケットボールの神と言われる、
マイケル・ジョーダンは、反省をしないんだそうです。
仮に優勝がかかっているフリースローで外したとしても、全く反省しない。
「負けちゃったけど、やるだけのことはやった。しょうがない」てね。
うわ〜、このハート、私も欲しいな。
「やるだけのことはやっている!」という自己肯定感が高いですね。
でね、真面目な選手ほど何度も反省し、同じような場面でミスをしがちです。決してマイケル・ジョーダンが不真面目ということじゃないですよ。
なぜ、反省すると同じような場面でミスをしやすくなるのかというと…
それは反省することで、
失敗の悪いイメージを何度も繰り返し自分に植え付けちゃっているんです。
ミスをするイメージトレーニングをしているようなもんですよね。
そもそも全く練習しないでバスケの試合に出て、散々だったと言うなら負けて納得しますよね。
でも、練習を毎日やって、試合に臨み、精一杯やって負けたなら反省しなくてもいいんです。
それと、完璧主義はやめましょう。というかあきらめましょう(笑)
バスケのジョーダンだってミスする時もあります。
でもさ、反省するなって言っても、
反省して落ち込むと言うあなたへ。
どうしたらいいか?
それは、具体的な目標をひとつ作ってから話すことをオススメします。
「今日は、大きめの声を出そう」
「ゆっくり話そう」
「笑顔で話そう」など。
反省しがちな人は、自らハードルを高くしがちだから
あれも言わなかった、これも出来なかったと、粗探しをしがちです。
でも、あらかじめ、目標を立てていたら、意識して話せることができるし
冷静に振り返ることができますよ。
緊張さんは特にも良くないところに意識が向きがちですが、
本当に全てダメだったのでしょうか?
ゆっくり話そうという目標を立てていたのなら
「前半はゆっくり話せた。
後半は少し早くなったけど半分できた」
「大きめの声で話せた。」
「堂々と前を見た。」
などちょっと良いところなかったですか?
スピーチの内容を5個用意したなら
3個話せたらオッケーにしませんか?
スピーチの後は、ダメ出しや反省は置いておいて
出来たことを探すようにガンバって見ませんか。
まとめ
反省をしすぎると、ミスをしたところを何度も自分の脳に植え付けるので
同じ場面になると「また失敗するかも」と記憶がよみがえってくるよ。
反省して自信がつくなら良いけど、緊張さんには逆効果なのでオススメしません。
自分への最大の批判者って、実は自分自身と言うことが多いんです。
今日はせめて自分の批判はお休みにしましょう。
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