揶揄してきたカタカナビジネス用語。あれ?もしかして私、ついていけてないだけかも。
直木賞候補となった『オルタネート』(著:加藤シゲアキ)を読みはじめてすぐに、ん?となった。P8〜9にかけての高校生の会話、たった4行。
ダイキはグラウンドの方に中指を立て、新入生に「オルタネートやってもああいう男はやめときなね」と顔をしかめた。新入生のひとりが「ダイキさん、フロウしてもいいですか」と聞くと、「もちろんコネクトしよ」と立てていた指を親指に変える。
「オルタネート」「フロウ」「コネクト」…高校生の会話に普通に出てくるカタカナ。ビジネスの場ではなく、高校生の会話