サラダを想う。
本記事はようこさんのnoteから勝手に発想を得た、主観どっぷりのワガママな内容となっている。ようこさんの記事の中でも登場する、いわゆるサブのサラダについて語っていこう。もちろん、クレバーな皆様はようこさんの記事へ飛んで、そのまま戻らないという選択を取るべきだ。
運悪くカムバックしてしまった諸君は
以下の記事をお読みいただこうか。
サブのサラダとは何か
自宅で作るサラダでもなく、居酒屋で頼むような「無添加厚切りベーコンと半熟卵の極上パルミジャーノンノンシーザーサラダッ」ではない。今回の題材に選ばれているのは、主にランチタイムのセットに書いてあるような(スープ+サラダ付き)で出てくるアイツのことだ。
決して主役ではない、前菜としては心許ない、味気ない、ドレッシングの色がコワイ、サラダとは名ばかりの千切りキャベツ、逆にドレッシングが塩分強すぎ、器小さすぎて食べづらい、パプリカを薄く切らせたら優勝大会でもやってんのか?と疑うレベル、、などなど。
もちろん店やセットの内容によって変わってくるが、一品料理として頼むサラダとは反対の位置にある。その(スープ+サラダ付き)のサラダのことを私は尊敬の意を込めて「サブのサラダ」と呼称することにした。
サブのサラダのサブ加減
主張の具合がいい。ベストオブサブサラダ。前に出すぎず、下がりすぎず、そっと貴方の側に寄り添うような優しさを感じる。我々、日本人の多くは幼少期の義務教育により給食指導を受けている割合が高い。バランスの良い食事、間違った三角食べ、白米と牛乳を一緒に食べるという異食文化交流デスマッチ、など。
それにより洗脳された培われたものが意識下にあり、食事をする際には主食・副菜・汁物、栄養バランスこそが我々の正義である!と頭の中で白衣と給食帽を装備した小さな配膳係が拳を掲げているのだ。本能のリトル配膳係に促されるままに、セット(スープ+サラダ付き)を頼まざるを得なくなってしまうのだ。
登場するセットのサラダは
千切りキャベツに謎ドレッシング、選ばれた少数の精鋭たち(コーン)。在りし日の小さな配膳係も「まぁ、・・・うん。や、、さいだねうん。」といってトボトボ帰っていくレベル。つまり、何が言いたいのかというと、野菜取らないよりはマシだよね?ね?ね?という大義名分を得るために、サラリーマンランチ事情に欠かせない相棒でもあるということなのだ。
ところで君は、いつから忘れてしまったのだ
付け合わせのサラダのありがたさを。
わからないのか?これはあの日ハンバーグの隣にいたエビフライの下の、あのキャベツと同じなんだぞ。そうだよ!思い出しただろ、あの日の「お子様ランチ」の野菜先輩なんだよぅ!
せっかく外食するんだからと
贅沢させてくれた「お子様ランチ」
ハンバーグも、エビフライも、チキンライスも、あの子の好きなものばかりだけど、私としては野菜もちゃんと食べて欲しいなぁ。という親心が形を変えて、今、目の前のお前に訴えかけているんだよぅ!ないがしろにできるはずがないんだよ。
さぁ、これでわかっただろう。
汝、サブのサラダを愛せよ。外食に対する罪悪感と正しい暮らしを目論むQOLをサブのサラダによって黙らせるのだ!立ち上がれ同胞よ、我々の心と懐を満足させるサブのサラダは、昭和の時代から受け継がれた親心の遺物なのだ!
ワーッハッハッハッハッ
極論!
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