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【読書記録】*町田尚子画集 隙あらば猫*
こんばんは。今回読んだ本は、町田尚子さんの「隙あらば猫」です。何よりも猫が大好きな自分のお気に入りの一冊です。
町田さんの描く猫が大好きなので、今までの作品を一度に見れる画集は本当に嬉しいです。職場の人に教えてもらってすぐに購入しました。1ページ目を開くと、「ネコヅメのよる」という絵本に出てくる、たくさんの猫たちが夜空を見上げているシーンから始まります。いろんな表情の猫がいてじっくり見たくなる。可愛らしい顔やぶさかわいい顔、我が家の猫もこんな顔してるなぁなんて思いながら、それはもうずーっと眺めていられます。そして今までに刊行された絵本から数ページずつ抜粋して掲載されてるので、画集を見てからまた絵本を読みたくなる。
町田さんといえば猫絵本というイメージだけど、他の動物が出てくる絵本もあるし、人物や風景だけの絵もあって、知らなかった魅力を見つけられた気がします。絵のリアルさ、色の使い方、光と影の描き方、本当にどのページも素敵だ…。町田さんの愛猫である白木ちゃんを主人公にした書き下ろし絵本もあって、嬉しい〜かわいい〜!ついつい我が家の猫と重ねて見てしまうのは、猫飼いあるあるですかね?
インタビューも載っていますが、ほぼほぼ絵だけのページが続くので、読書をするほどの元気や時間がない時でも、ちょこっと見て癒しをもらえます。知らない絵本の絵は、読む前にどんな物語っぽいか想像するのも楽しいです。自分は103ページの「夜についてー 朗読会」が好きです。夜なのに森の中はふわっと明るくて、朗読している少女の周りには猫が自由にくつろいでお話に耳を傾けています。子供の頃参加してみたかった猫集会に、自分が混ざれたような、そんな気分になりました。(本当のストーリーは知りません)
猫らしい猫のイラストはもちろんですが、二足歩行?二本足で立っている猫がとにかくもう心鷲掴みにされるくらいに可愛いんです。人間のような姿で絵の中にいる猫たちにキュンキュンです。一度見たから終わりじゃなくて、手元に置いておいていつでも見返したい。そういう意味では読了ではないかもしれないですが、読んだ記録をここに残します。
自分と関わってくださる人は、猫が好きだということを知ってくれているので、「こんな絵本出てるよ!」「〇〇さんの猫の写真集知ってる?」などすぐに情報を教えてくれるので、欲しい本リストが中々ゼロになりません。絵本はお値段的にも購入しやすいので、書店に行くと気になったのをついつい買ってしまったり…。いつか猫本だけで本棚を埋めるのが夢なので、長い時間かけてゆっくり集めていきます。
今後は絵本についても紹介や読了記録をしていこうと思います。大人にこそ読んでもらいたい絵本もたくさんあるので、また覗きにきてもらえると嬉しいです。ここまで読んでくださりありがとうございます!!