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【読書記録】*星のみえない夜は砂糖菓子につつまれて*

 こんばんは。今回読んだのは、まつざきしおりさんの「星のみえない夜は砂糖菓子につつまれて」です。小説ではなくコミックエッセイです。もともとInstagramでイラストをお見かけしてから、まつざきさんのファンなのですが、この本には自分の「好き」がたくさん詰まっていて、どのページも本当にお気に入りです。

 まずは表紙!自分の好きな色が黄色で、色の組み合わせなら黄色と青色が一番好きなのですが、まさにこの表紙の色使いがいきなりきゅんポイント1です!そして作品のモチーフになっている星や天体、宇宙ぽさ。これも自分の好きなテーマなのできゅんポイント2。そして大好きな動物である猫できゅんポイント3。イラストの可愛さできゅんポイント4!美味しそうなお菓子にレシピも付いてきてきゅんポイント5!!!この本自体がお守りのような宝物のような…。間違いなく出会えて良かった本です。

 以下書籍から内容の紹介を記載します。
 『気持ちが沈んでしまった夜に辿り着いたのは、星空の中に佇む「喫茶星屑」。
 店主の女の子から砂糖菓子のレシピが入った小瓶を手渡されーーーー!?
 心にかつての傷を抱えるすべての人を星屑のようなお砂糖でやさしくつつみます』

 自分自身が今、まあまあなピンチに追い込まれているので、登場人物に自分を重ねて読んでしまいました。辛い時支えになってくれるのは、美味しい食べ物と、ちょっとした優しい言葉たち。長たらしさは少しもなくて、でもピンっと前を向ける言葉をかけてくれる店主の女の子に、自分も出会ってみたいものです。いつか喫茶星屑の扉をノックして、自分だけのレシピメニューを一緒に作りたいなぁ。

 小さく書き込まれているキャラクターの表情や擬音までもが可愛いので、隅々までしっかり読みたくなる本でした。二頭身キャラ・もふもふ・ふわふわ・たくさんのきらきら。全部好き!!自分のお気に入りが増えるのも嬉しいし、やっぱりこういうテイストが好きなんだ!と自己理解にも繋がるので読書はやめられませんね。

 ここまで読んでくださりありがとうございます。一日一冊読むのがこれまではルーティンでしたが、やらなければならない課題がありすぎて、時間が取れなくなってきました…。仕事の休憩時間が1日のうち一番ゆっくり読めるなんて。早く心を落ち着かせてゆったり読書ができる日々に戻れますように!

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