【何?この絵】 ドリップ珈琲(緑の珈琲)1
絵と詩と小説で繋げた物語。
「絵」に込めたことを忘れないようにメモした記事です。
【小説のザックリあらすじ】
虹がかかった日、通りすがりの親子の会話から喫茶店『ベル』のドリップ珈琲を作ってみてはどうかと思いつく遥。後日、マスターに提案すると、夜は息子がバーをやっているので相談したいと言われ、マスターと息子の過去を打ち明けられました。
【絵について】
◉虹と蛇
花瓶に巻き付いているのは、銀色の蛇です。
空と大地を虹として繋ぐ虹蛇がアボリジニの神話にいることから(他の国々でも虹と蛇は関係お話が様々あるようです)、遥が虹を見て思いついたドリップ珈琲の提案が、これから様々なものを繋いでいくことをイメージしています。
◉2つの花、キンセンカ
ほとんど話をしないマスターと息子。俯く黄色の花はマスター、背を向けている橙色の花は息子のようです。この花、キンセンカの花言葉は『静かな思い』『別れの悲しみ』『変わらぬ愛』です。
◉割かれた闇と窓
今まで隠されていたものが、闇が割かれて出てきたような背景、そして一番奥には窓があります。窓の外にはきっと青い空があるのですが、2つの花はそれを見ていません。
いつも笑顔でいる人にだって、その奥には色々なものがあります。見ているものだけが全てじゃないって、分かっているようで分かっていなかったと気づけたら一歩前進です。これからどうするか、珈琲でも飲みながら考えてみませんか?
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
また、来週ここに一服しに来ていただけたら幸いです!
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