「詩」あの娘へ
「おめでとう」
貴女が掴んだ、その幸せは
犠牲という名の踏み台の上
「綺麗な花を用意したのね」
多くの雑草を踏み均し
それでもと願った美しい花
「幸せそうね」
笑いながら私を見ないで
勝ち誇った猿に見えるわ
「アブラカタブラ」
私は悪魔に、すべてを委ねて
貴女の犠牲を願ってる
ダメなら同じ痛みでいいから
「神様なんていない」
この世は、ほんとに不公平
人様のものを盗んだ猿が
幸せになっても許される世界
「負けないから。」
泣かない強さ、忘れない価値
捨てる勇気、
私らしく生きることの意味